ブラック・サンデーの作品情報・感想・評価・動画配信

「ブラック・サンデー」に投稿された感想・評価

ロバート・ショウが出ている場面はどうも画面が停滞しているな、、、などと思っていると後半がバカ楽しい。
釘爆弾で吹き飛ばされるオジサンが最高だったしその後の穴だらけの車庫も美しかった。

スタジアムに巨大な飛行船が入ってくる異物感はまえスペースで誰かが言ってたヒッチコックの「染み」的な恐怖感がある。
冒頭のアジト爆破場面では爆破と人物を同一画面に捕らえていてなかなか偉いと思った。
Ren

Renの感想・評価

4.0
70年代の本気映画だな。ちょうどいい塩梅のパニックで見やすかったね。
mii

miiの感想・評価

3.7
ハンニバルシリーズを手掛けた トマス·ハリス原作。

パレスチナのテロリスト「黒い9月」のアジトの壊滅のためにイスラエル部隊が急襲。
しかし 生き延びた者がいた。
女である事に 憐れみを持ってしまったカバコフの誤算。
彼女は最も志を強く持つひとりだった。
国家を憎むベトナム帰還兵と手を組み
大義を胸に 爆破計画を遂行する。

ダーツを仕込ませたプラスチック爆弾の試験で
その恐ろしさを目の当たりにする。
小屋が 均等に無数の穴が空いている様子を見て
これでまんべんなく人を殺す事ができると
嬉々として興奮する様は 異常です。

ロサンゼルスのNFLスーパーボウルは
満員でもの凄い観客数。
その数8万人。
CGではない観客人数のスケールの大きさだけでも感心してしまいました。
そこを狙うなんて 想像しただけでも恐ろしい。

その可能性が少しでもあるのであれば 中止も厭わないであろうに
票集めのために会場に来る大統領も信じられない。

スーパーボウルの上空に飛行船が迫ってきて
恐怖でパニックになる群衆はリアルで怖かった。

「映画を公開したら劇場を爆破する」なんて脅迫状が届いたら
そりゃ中止にもなりますね。
日本での上映公開直前に中止となったのも
賢明だと思います。

クライマックスの緊張感を煽る緊迫する音楽も良かった。
ジョン・ウィリアムズ。
色々引き伸ばしてた癖にあそこのパンで終わらせる潔さ というかもうここしかないと終わらす感じ
もげ

もげの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

 トマス・ハリスの同名原作読了後、視聴。1977年米。監督はジョン・フランケンハイマー。
「羊たちの沈黙」で著者に注目し「おっ処女作が映画化もしてるのかぁ、読んでから観てみるか」と思った皆さんも多いかと思うが、映像はかなりの時代を感じさせる古さ。
 あらすじは、パレスチナゲリラの女闘士ダーリヤがアメリカ人パイロットのマイクル・ランダーと組んで、スーパーボウルで沸くスタジアムの観客8万人を爆弾で吹っ飛ばそうと画策し、イスラエル諜報部員のガチムチマッチョたたき上げ男のカバコフがFBIやらと組んで、なんとかそれを防ごうとするもの。

 原作は面白かった。ダーリヤの強さ、たくましさ、美しさ、そして弱さも描ききっていた。この作者って、ほんとこういうヒロイン好きよな。私も好き。だが映画はそのへんをめっちゃ飛ばしぎみで、とにかくラストの飛行船がスタジアムに突っ込むところを描くべく予算をそのへんにすべてつぎ込んだな、というのが窺える。人間ドラマの細かい描写よりも、テロの恐怖を描くことを重視していた模様。モブ観客も8万は無理だろうが、数百は集めて水増ししたろうな。チアガールにはすごい力が入っていた。スーパーボウルが昔からお祭りのようなものだった、というのがスポーツにはまったく興味のない私にも伝わってくる。

映画と原作の違い・まとめ
・映画でカバコフの側近モシェフスキーは途中で死ぬ(ダーリヤからカバコフを守ろうとしつつ油断した)
・カバコフの恋人・レイチェルは映画に出ない(存在すらないものとされてる)
・マイクル・ランダーの不倫元妻は映画に出ない(手紙のみ)
・テロ決行前夜、ダーリヤが泣くのは誰も見てないときだが、映画ではランダーの前で泣きまくり
・テロ首謀者のファシルは原作では逮捕されるが、映画では波打ち際でカバコフに射殺される
・原作ではラストでカバコフが死ぬ(爆発に巻き込まれた)が、映画ではヘリでからくも逃げる

 最後、「えー! 死なない……!!」と驚いたが、すぐにエンドロールになり、余韻もくそもない。
 特撮も、いかにも当時というハメコミ合成丸出しな感じだが、飛行船が大観客のスタジアムに突っ込むというテロを阻止する内容と原作が評判だったので、興行収入は良かった模様。日本でも公開が予定されていたが、脅迫状や中東から中止の要請などあり、中止となった。2006年になってからDVDが日本でも発売され、午前10時の映画祭でやっとこスクリーン公開されるなど、ダーリヤの人生並の波乱万丈さを辿った稀有な映画。
「中盤で盛り上がりを作らなきゃな」と思われたのかどうか、ファシルの逃亡劇は原作より情けなさすぎて一見の価値あり。まぁでも卑怯で逃げ隠れするファシルには、泣き叫ぶ女性旅行客を人質にして盾にして逃げまくるのは、よく似合っていた。射殺されて正直、スカッとしてしまった。太陽にほえろ風味。
 原作が好きなら観てもいいかもしれないが、もうちょっと人間ドラマ(とくにダーリヤ)に重きをおいてリメイクしてほしくもある。今なら観客もほとんどCGなんだろうな。時代を偲ばせる一作。

このレビューはネタバレを含みます

前半の政治劇は、時代背景に疎かったり登場人物の相関関係が中々把握できなかったため、ウトウトしてしまった。しかし、後半は『007』さながらのアクションシーンがあり、大変楽しめた。

事前にある程度話の筋を頭に入れたおいたほうが楽しめるかも(2回目の鑑賞が楽しみ)。また、時代的にはまさにスピルバーグの『ミュンヘン』と重なるので、観ておくといいかも。

このレビューはネタバレを含みます

政治的信条でも
宗教的教義でもない

戦争中に届けられた家族の写真
それに慰められるよりも
この写真を誰が撮ったのかが気になるんだ
家族の笑顔が、そいつのカメラに向かって
微笑んでいる
この写真を撮った誰かの影が、
オレの家族の足元に映り込んでいる!
もうオレはそのことが気になってしょうがない!

政治的信条でも
宗教的対立でもない

自分を見捨てた世界、
誰も手を差し伸べてはくれなかった世界
そんな世界を
マリア様の変化したプラスチック爆弾で
粉々に破壊するんだ!
家族にオレの存在を届けるんだ!
炸裂させるんだ!


悲しい😢
「ハンニバル」シリーズのトマス・ハリスによる問題作をジョン・フランケンハイマー監督が映画化。
家族を奪われた孤高の女テロリスト、ダーリアを中心としたパレスチナの過激派"黒い9月"のメンバーがベイルートに集まった。ベトナム戦争で心を病み、復員後も冷たい仕打ちを受けて、母国への復讐に燃える元軍人、マイケルと手を組んで、アメリカで大量殺戮をするテロ計画を立てていた。そこへカバコフ少佐が指揮を執るイスラエルの諜報特務庁が突入。奇襲に成功するが、カバコフは全裸で怯える女を首謀者とは知らず、見逃してしまう。発見したダーリアの声明から、年明けのテロ計画を見抜くのだが…。
本国では高評価を受けたものの、諸事情から日本ではお蔵入りとなっていた訳あり作品。ちょっと長過ぎるし、御都合主義でツッコミどころはあるものの、70年代パニック映画ブームの中でも高水準な出来栄えで、未公開はもったいない。テロリストに身を落とすダーリアとマイケルの悲惨なバックボーンが丁寧に描かれ、悪役として一面的に捉えていない人物描写が秀逸。この二人によるショッキングシーンも見どころで、電話を利用した顔面爆破や、ダーツ爆弾による全身針地獄等々、残酷非道。スーパーボウルのシーンは臨場感あふれる見事なカメラワークで、よく撮れたなぁと感心。飛行船での空中アクション、銃撃戦等々、手に汗握る展開で、演者の熱演が光るクライマックスは素晴らしい。
派手なキャスティングが多い70年代パニック映画としては、出演者はちょっと地味。まぁこの内容じゃスターは出たがらないか。マルト・ケラーは一世一代の大熱演で、本作は彼女の代表作でしょう。国籍年齢不詳っぽい見た目、訛の効いたハスキーボイス、アクションに耐えられる程よいゴツさがぴったり。今回も目がイッちゃってるブルース・ダーン。病んでる役とはいえ顔怖!この二人の熱演が鬼気迫るので、追い詰める側のロバート・ショウはアクションシーン以外見せ場少な目。元々は悪役顔なので、ヒーロー然としないこの役には合ってたと思います。
No.3433

『爆弾の描写が怖すぎる・・・』

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劇場公開できなかったいわくつきの映画。

前半は描写が細かく丁寧なので、じゃっかん長く感じるが、

後半からはジェットコースタームービー。

どうやって撮ってるん!?!?
って感じ。

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なお、今敏監督が『パーフェクト ブルー』の中で、本作のあるシーンを引用していることを明かしている。
Scratchy

Scratchyの感想・評価

5.0
素晴らしい逃走劇。ファジルとかいうそれまであまり出てこなかったテロリストが人質を離したあとに白い犬をまたいで逃げるところ唸ったー。動物が緊迫感のあるシーンに映り込むだけで躍動感が倍増する。砂浜に突っ込む警察車両でチェックメイト。そのあとのスーパーボウル会場でもとにかく走るロバート・ショウ、あのダッシュ見てて楽しい。
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