この映画にもはやvolontarisme de bonheurはない。この作品は彼が1955年のナントのストライキを目撃したことが元になっているので、シェルブールやロシュフォールを製作した時点で、彼…
>>続きを読むレアものドゥミ。お久しぶりのドゥミ。ちゃんと面白いけどなんか惜しい。恋愛要素とプロレタリアート要素があまり噛み合ってないように感じるので最初と最後にあるデモ隊と警察の衝突がやたら浮いてる。いいシーン…
>>続きを読む斬新で鮮やかなジャック・ドゥミのミュージカル。
あなたが私のものにならないのならば嫌いよ!とか、結婚しているのだから無条件でそばに居てくれ、といった、他者を所有しようとする人間の浅ましい営みに対する…
猫を散歩させる場面って映画で見ることないな。散歩好きな猫ちゃんもわりといるそうです。ここまで執拗に全セリフを歌うの凄まじい。ドキュメンタリック、というよりもそれ自体でしかあり得ない剥き出しのぶつかり…
>>続きを読むストライキを決行し職場を解雇されても、労働者の悲劇として生きてこないし、別の女に恋をした矢先に彼女が妊娠したことが愛の悲劇として生きてくるわけでもないという。一体何描きたかったのかわからない、ただ歌…
>>続きを読む全編歌うタイプのミュージカルだ!
「レ・ミゼラブル」で始まり「ロミオとジュリエット」に着地する感じ。ただし労働争議よりも愛のあれこれ(しかもかなり共感しづらい主人公達による)が物語の大半を占めていて…