熱い賭けの作品情報・感想・評価

「熱い賭け」に投稿された感想・評価

リアル・ノワール・ルール!いくら地位があっても、自覚と状況判断が出来ない者は救われない実に現実的な話し。クズを美化せず、カッコ良くせず、クズとして描いているのが良い。人は何かに依存しなければ生きていけないが、それに遊ばれたら(しかし本人は遊んでいると信じて疑わない)最後。ドフトエフスキーの2+2の件なんかは彼のギャブルに対する認識のメタファーか?
大学で英文学を教える一方でギャンブル狂のジェームズ・カーンは、磨っては借金返済、磨っては借金返済と悪循環の渦に飲み込まれる話。首が回らなくなって母親に泣き寝入りしたのかと思いきや翌日、何事もなかったかのように借金を工面するため渡された大金を使ってベガスで大博打するとこがあまりにもクソすぎる。最高。いかにも性格の悪いフラッシュバックも素晴らしー。小学生のころパズドラの課金をするため小説が欲しいと嘘をついて親から金を貰ったことを思い出した。あとローレン・ハットンのノーブラ姿は必見。「アンカット・ダイヤモンド」いい加減みなければ。
csm

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5.0
何がどうしてこんなに面白いのか全く言葉にできないけど座っていた尻がウズウズして飛び上がりたくなる。映画館でラジオで試合聞いてYES!のとこから特に。当然アンカットもマッドフィンガーズもまたみたくなる。ローレンハットンのすきっ歯から漏れる色気。
借金の蓄積、終盤バスケ試合が絡むなど、アルトマンやカサヴェテスの演出術の前に、『アンカット・ダイヤモンド』はかなりの確率でこれに影響受けてるんじゃないかと思う。ラストのニュアンスはリメイクとだいぶ違うな。
berThe

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5.0
2020.03.19
予め破壊された人間。ジェームズ・カーンはほんとに良いな。
カレル・ライス監督作品。
アーウィン・ウィンクラー、ロバート・チャートフ製作。
ジェームズ・カーン演じるニューヨークで文学の大学教授をしているアクセルは、ギャンブル狂いで借金が4万4000ドルに達し、借金の埋め合わせに奔走するが・・・という話。

主人公アクセルがギャンブルに狂い、首が回らなくなり、借金取りから追い立てられる様が中心。追いつめられていき、ギャンブルで勝ってる時もどこか不穏な音楽が流れ、見ていて生きた心地がしない。ギャンブルと借金は絶対したくないと思わせる。

4万4000ドルの借金を母親にすがり、その4万4000ドルを3試合に1万5000ドルずつ賭けるという破滅的な賭け方をする。主人公アクセルは、大学の講義で文学を引用しながらも、己の賭けの哲学を正当化するような考えを述べていく。
最後には賭けをしていても、表情が動かず、心が死んでいる。

バート・ヤングが借金取り役で出ている。今まで見たバート・ヤングの中で一番怖い。無表情で部屋の家具をぶち壊し、相手の手首を折る。バート・ヤングはこの手のクズ男映画にはぴったりはまる。
T

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2.8
Fuck youと言えるやつが強い。的な表現があり面白い。依存していないやつが強いと解釈
AS

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4.2
借金返済のため苦労して母親に借りた大金を、再びギャンブルですっちまうジェームズ・バカーンが最高。とち狂ってる。
IR法案が成立した今の時世だからこそ、全国のギャンブル依存者への鑑賞を義務づけるべき力作
dude

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4.4
魔力に満ちた傑作!
ギャンブル狂の大学教授ジェームズ・カーン。ベガスでデカい賭けをするシーンは安いフラッシュバックと天が味方してるぜみたいな音楽、天井の模様を使った構図がキマりまくっていて最高。彼の人生は賭けの勝ち負けに収束し、勝てばしばらく声も出せないほどの脱力感。裕福な家庭に生まれ教壇に立ち「足元の明るいうちに帰ろう」と分かっていながらリスクを、傷を負わずにはいられない。自ら破滅へ向かっていき家族、恋人、賭場の元締めや見知らぬポン引きまで困惑させる。彼が得るのは生の実感、死ぬまでは生きる...って誰でもそうだもんな。
バイオレンスなジェームズ・カーンと『ヘカテ』のヤラシイ美人な人が出てるだけで嬉しい。とゆうかチョー面白い。
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