このレビューはネタバレを含みます
連合赤軍の結成までの過程からあさま山荘で起きた立て篭もり事件に至るまでを当時の社会情勢の変遷と共に描いた実録作品
事件についてうっすらとしか知らなかったので事の経緯や内容を知りたいと思っての鑑賞
…
- 俺たちみんな、勇気がなかったんだ!勇気が!
彼らの志向したものと
その過程•結果のあまりの距離に目眩がする
その目眩を、権力は見逃さない
志向したものは「総括」という手段ゆえにどこまでも矮小化…
若松孝二監督作品はこれの直前に『11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち』を見ており、そちらがかなり酷い出来だった上に、こちらは尺が3時間超とかなり長かったので、超重い腰をなんとか上げて見た
結…
自己批判と総括って何だよ。実際の事件を知らなければ、もはやブラック・コメディかと思うくらい人がバタバタ死んでいく。こんな事をそこそこ頭のよい学生たちがやっていたことが恐怖。(今もだけど)本当に不安定…
>>続きを読む1972年3月、連合赤軍による『総括』の名の下で行われた集団リンチ事件からあさま山荘事件に至るまでを実話ベースで描いた作品。
3時間越えでずっと観るのを躊躇っていたんですが、今年は事件発生からちょ…
リズミカルなテンポが、連合赤軍の思想性の低さを表現しててよかった。
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの『第三世代』のように、もはや彼らには理念などなく、ただファッションとして革命やテロに参加し…
監督、出演者、興業側…執念や覚悟がないと作れないかけられない作品。
実際にあった狂気の記録。セリフや行動は逮捕者のほぼ自供通り。
女幹部がまさにサークルクラッシャー!
可愛いコや自分になびかない男…