再見。ラングの傑作は数あれど禍々しさにおいてはこの作品の右に出るものがないのかも。ルイス・ヘイワード演じる映画史上屈指のクズ野郎が最低で最高。川の禍々しさ、生き物のようにのたうつカーテン。ドアからの…
>>続きを読むメイド殺害の隠蔽工作にひたすら心を砕く80分。優生思想的な主人公、邪な恋心を抱く中年メイドなど、サイコスリラーめいた人物造形が深い影を落としている。アルコールに侵され、脚を引きずって歩く弟の姿が視覚…
>>続きを読むハズレなし監督とは言え、直近では『扉の陰の秘密』が思いがけず満足度が低かったフリッツ・ラング監督作品。
盛り返しを期待して鑑賞。
妻の留守中にメイドを誘惑し誤って殺してしまった小説家の男は、目撃…
アメリカ時代のフリッツラングによる日本劇場未公開作品で、いわゆる低予算映画であるがスリラーの隠れた傑作と言っても過言ではない。
売れない小説家が主人公。妻の留守中に女中に手を出そうとするも小心者…
フリッツ・ラング監督作品。日本未公開がもったいないフィルム・ノワールの傑作ですね。
開巻10分でルイス・ヘイワード扮する主人公の売れない作家スティーブンがメイドを誤って殺してしまいます。もうフィルム…
死体を隠すはずの川が正常な役割を果たさない。この機能不全という現象が映画を覆う。出版されるはずの原稿は送り返され、葛藤を描写されるはずのルイス•ヘイワードはそれを欠いている、そもそも2階の水道は修理…
>>続きを読む【甦り続ける罪の記憶】
年末ベストの追い込みでフリッツ・ラングの『ハウス・バイ・ザ・リバー』を観た。あらすじ調べずに観たのだが私の好物である修羅場映画であり、想像以上の大傑作であった。
牧歌的な川…
殺人者の手首に絡みつくガウンの「紐」の忌まわしい反復/変奏。妊娠の嘘=臍の緒、船の錨、死体の重り、ネクタイ、コルセットの紐、鎖、カーテン。引き摺る脚もそのひとつ。身体障害は心理的な重みの視覚化、そし…
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