大林作品の中でも、実は結構好きな作品です。80年代の映画で、当時の京都を舞台にした空気感は、今観ても懐かしく、ふわっとした魅力に溢れています。
と言いつつ、脚本と演出はなかなかすごいことになってい…
大林宣彦監督作。
いかにも、まさに、という感じ。自分で言うのも何ですが、同監督の尾道三部作だけでなく、「ふたり」や「漂流教室」、「海辺の映画館-キネマの玉手箱」などを鑑賞済みのお陰で大林宣彦耐性のよ…
大山和栄の漫画を大林宣彦監督が映画化。
京都を舞台に、実は血の繋がらない4人姉妹が織り成す人間模様を綴る。
(1985、1時間42分)
京都で仲よく暮らす、長女・彩(紺野美沙子)、二女・茜(浅野温…
大林宣彦監督版「細雪」。交通事故で亡くなった両親の喜多沢家四姉妹のうち唯一の実子長女彩紺野美沙子、平戸生まれの貰われっ子次女茜浅野温子、実母東京の弁護士後妻入江若葉の子三女杏沢口靖子、貰われっ子四女…
>>続きを読む大林宣彦版『細雪』。
会社側からの沢口靖子を綺麗に撮れという意向はちゃんと果たしつつ、大林カラーの変な映画になってしまっている。その上、同時上映が相米慎二の怪作『雪の断章−情熱−』なのだから、当時の…