女の誇り
父の愛人の存在を知った娘(芦川いづみ)
夫に愛人を作られた妻(山根寿子)
愛人として日陰に生きる女(新珠三千代)
衝突し拗れ絡み合う思い
さすがは大女優達
年齢も立場も違った…
1956年製作公開。原作石坂洋次郎。脚色沢村勉、監督田坂具隆。
冒頭、縦長のプールを縦に写し込む。明るい空。飛びこむ女性。学友の家のプールで遊んでいる芦川いづみです。昭和30年前後に瀟洒なプールの…
#49 芦川いづみ大会
今回で3〜4回目の鑑賞だが、何回観てもよくできていると感動する。
悪役的なキャラがゼロで、これほど面白いのは、明らかに原作者・石坂洋次郎の、見事な人物設計のおかげ。
特に全…
父親に愛人がおり子供まで作っていたことから、女子大生の娘が、父親の母親や愛人との関係、そして赤ん坊の将来について、愛人の弟と一緒に考え何とかしようとする物語。面白かった。
究極的には女性たちの自立…
50年代の生活のリズムが心地よく、自分の子供時代を被せて久しぶりに拝見した。平穏無事だった新珠三千代親子に、若い誠実な石原裕次郎と芦川いづみが介入し、宇野重吉と山根寿子の夫婦関係共々壊わしてしまった…
>>続きを読む【たぶん原作に問題が】
BS録画にて。
「三丁目の夕日」などで昭和30年代がブームになって久しいのですが、昭和30年代を知るにはやはり昭和30年代に作られた映画を見るにしくはありません。この「乳…
芦川いづみと石原裕次郎初共演で彼女がブレイクするキッカケになったとか。
いきなり水着と短パン姿と、魅力全開。そして清楚なフレアのワンピースがとてもお似合い。
そして裕次郎が普通の若者役でとても新鮮。…
日活なのに松竹ぽい作風。
だけどねー、成瀬とか小津には遠く及びませんよ。裕次郎映画かと思ったらなかなか登場しないし。あんまり役回りも中心的ではないし。
そしてテンポが悪すぎる。行動の最初から最後まで…