平成ジレンマの作品情報・感想・評価

平成ジレンマ2010年製作の映画)

製作国:

上映時間:98分

4.0

「平成ジレンマ」に投稿された感想・評価

sawak

sawakの感想・評価

4.0
窓を抜いたカット、色んな意味があったんだろうなぁと。

「どっちも悪いし、どっちも悪くない」「社会ってみんなが思ってる以上にクソだよ」って教えてくれるドキュメンタリーが好きだし、携わりたい。
細かい伏線を回収してきたり、本当に完成度高いと思う。 まじで、ちゃんと洗脳されかける。一回入校しましょうのくだり笑った。
MayumiI

MayumiIの感想・評価

4.2
「戸塚ヨットスクール」に密着したドキュメンタリー。
「戸塚ヨットスクール」が今も存続していることに驚き。
冒頭に流れる80年代の映像は衝撃的。
フィクションの世界での暴力にはそれなりに、耐性があるつもりだったが、現実の暴力や虐待には目を背けたくなった。
現在は体罰はなくなったとはいえ、取材中も逃亡してしまう人たちが絶えない。
世の中の理不尽さを知るために、教育の中の枷はある程度必要だと思う。
…しかし、これが正しいやり方なのか?
「虐待」ではないのか?
預けた親を批判する人たちもいるが、家庭内暴力等の大変さを知っているのだろうか。戸塚校長のやり方は納得できないが、子供たち(今は、ひきこもりの40代も入校しているが)をどうにかしようと、もがいていることと、需要があることはわかった。
教え方ではなく覚え方。
年齢を重ねても社会に出れない人がいることが一番怖い。
heki

hekiの感想・評価

3.9
逃亡多すぎ。

気が弱かった小学6年生の男の子が徐々に変わっていくのは印象的だった。

亡くなった子の葬儀をスクールでやろうとする親…色々怖い。
狂気の沙汰としか思えない描写に感じることはあるけれど、ドキュメンタリーとしては弱い。話題性のあるシーンをぱっと並べただけのような印象。作品の中の時間、あるいはそこに生きる人間の繋がりが見えない。
自分自身、小学校後半不登校だったせいもあり、当時自分がこのスクールに入れられてもおかしくないのでは・・・・・と一瞬思った。
これは大学の時、歴史や社会学を学んでわかった事だが、近代のお偉いさん達は帝国主義国間のパワーゲームを勝ち抜くために、まずは地方の人間を国民化(日本で言うと江戸時代の藩の人間を明治維新後日本国民にする)し、その手段として学校を作り、沢山のお金と時間をかけて工場労働者と兵隊を作ります。目的は前述したとおり国力をつけ、戦争(経済)に勝たないと植民地になるからです。
ところで、現代に目を向けると帝国主義間の競争云々はないですが、資本主義社会ですので競争は当然あります。この競争に勝つためにもいまだに学校という装置は必要なんですね。
簡単に言うと、資本主義社会に適応するために学校があるわけです。
この映画は学校でも家庭でも地域社会でも対応できない子供達の最後の砦として、親達は当スクールに入れさせるわけですが、結局は社会に適応させるための装置であることに変わりはありません。
教育という視点を考えさせられるドキュメンタリーとしては、1級の作品だと思いました。
戸塚ヨットスクールのドキュメンタリー。
連日テレビで報道されていた頃、わたしはまだ子どもであまり深くは考えていなかった。当時はただただ怖い学校悪い先生という印象であったけれども、これを見ていると校長先生の信念ややり方がすべて間違えているとも思わなかった。言っていることも、なるほどねと思うところもあり。
自分の子はぜったい預けないけど。

取材中にニュースにもなった事件が起きてしまい、予想以上に衝撃的だった。

夜の番組に戸塚ヨットスクールの校長先生が出ていて、やっぱり変なおじいさんなのかぁとがっかりした。マスゴミの編集のせいかもしれないけど。
Sho1004

Sho1004の感想・評価

4.3
またも衝撃的なドキュメンタリー作品を観た。

戸塚ヨットスクール。
私はこの校長に同意できない。
いつでも笑顔で話すその姿は、宗教者のそれにも似て恐怖すら感じた。

彼は体罰の肯定を説明する際、
「犯意は目的を持っていないとおかしい。利益を得るとか。」
と言った。つまり教育の目的があって体罰をしたのであって、自分自身が利益を得る目的はない、と。自らが振るった暴力に犯意はなく犯罪ではない、と。
これには違和感を覚えた。
この作品の中では、戸塚校長やコーチが訓練生に暴力を振るっている様子がそのまま記録されている。それがどう見ても必要以上のものに見えるのだ。
あそこには教育を越えたものがある。
暴力を振るうことで覚える快感。あの暴力で戸塚校長やコーチは快感や優越感を得ているようにしか見えない。

校長は言う「生徒と先生が平等ではいけない」と。
それはその通りだ。
でも、だからと言って、直立して目を見ながら「消灯してもよろしいでしょうか」と聞く生徒に、顔も見ずパソコンをいじりながら「うい」と返して良いものではない。礼儀は見て覚えるものだと思う。

しかし、一つだけ戸塚校長の言葉で胸を打つものがあった。
「教え方がどうのこうのではない。覚え方やろ。教え方が良いのが良い先生なんていうのは馬鹿げている。」
これはとても教育の芯を捉えた意見だと感じた。
Tomotaka

Tomotakaの感想・評価

4.0
本質は、間違っていない。
そんな気がした。
すごく難しいし
すごく受け入れづらいけれど。
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