淑女超特急の作品情報・感想・評価

『淑女超特急』に投稿された感想・評価

4.1

違うレビューでも書いた、ルビッチ監督は前衛的な世界観やリベラル女性像をクラシックなコメディとして描けるんですね。どの映画をとっても今の時代でもとっても面白みのある映画で参考になりました。
とってもチ…

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仕事一筋な夫に満足しない妻が「文化的」なピアニストに刺激を求めて、、といった三角関係において夫がひたすら譲歩する作戦に出る。
コミカルさや軽さがきちんとあるのに、画面外や小道具、お馴染みのドアを使っ…

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3.6

Mendelssohn
《Ein Sommernachtstraum Op.21》
Beethoven
《Sonate für Klavier Nr.8 c-moll Op.13》
Wagner…

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このレビューはネタバレを含みます

細かい笑い処があってクスクスと結構笑わせてもらいました。

登場人物が画面から消え、暫くそのままの状態から突然戻ってウキウキでピアノを引くシーンの間の良さにルビッチの真髄を見た。

ラストが可愛いと…

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9
4.7
かわいい。本当にかわいい2人プラス1

「かわいい人...」
「大好き」
imapon
3.8

10年ぶり鑑賞。
ルビッチらしい洒落た恋愛駆け引き。
大好きな小津「淑女は何を忘れたか」に影響を与えたというルビッチ「当世女大学」のセルフリメイクという事でそっちの方を観たいんだけど今回の特集もかか…

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すごい。映画においてフェードアウトの場面転換がここまできいてるものを初めてみた。メインの3人の人物像の立体感がすごい。扉をガチャンと締めたらあかんよね。今作も音の聞こえが人物の関係性を語る。ちょっと…

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SN
3.9

ワンカット内でのフレームの外で起きた事の反応。
ホラーはよく反応で怖がらせると言うけど、あのワンカットで不倫の始まりを確信させる演技よ。

劇中で離婚を成立させるために芝居を始める訳だけど、それで芝…

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キューカーのような女性映画として始まり、同軸寄り引き・アクション繋ぎもキューカーのよう

ルビッチの窓は、窓から外を見てる人と、俯瞰のカットバック=不連続性を呼び込むものだったが、
本作においては、…

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5.0

倦怠期真っ只中の夫婦の元鞘物語。

ハイクラスな社交の場と化した家庭に嫌気がさした奥さんが、現代芸術界にいるピアニストの気難しい男が感じさせてくれる刺激的な世界にハマり、離婚を決意する話。

ラスト…

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