定期的に見たくなる昭和の松本清張モノ。1980年作品。古臭くて楽しい。応接間?にある大理石の灰皿・ライター・煙草入れセットとか電話機カバーとかネオン輝くラブホとか。当時は片岡孝夫みたいなのがモテたん…
>>続きを読む一言で言えば『最低なアルフィー』、奥さんがいるのに他の女と平然と付き合う病院の院長であるプレイボーイが調子に乗っているうちに罠にはまって気がつけば半永久的に平穏(厳重な監視付き)な世界へ。まあ女に夢…
>>続きを読む奥さんの他に料亭の女将、元患者、看護婦長の愛人がいて更に新たに新進気鋭のデザイナーもものにしようとしている院長
邪魔な者を次々消し去りデザイナーに貢ぐ金作りに奔走するがそんなに物事は上手く行かない
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こうなって然るべき男が、沼にはまり込んでいくようにゆっくり地獄へ向かっていく様が痛快。
そりゃバレるに決まってるだろ、とツッコミたくなる箇所もいくらかあったが、脇を固める女性陣たち含めそれぞれがエ…
過去鑑賞
気になって観ました。ドロドロのメロドラマにサスペンス。松坂慶子さんの全盛期。片岡孝夫(片岡 仁左衛門)さんの ヘアスタイルがエースをねらえの宗方仁みたいで時代を感じます。しょうもない医者で…
ミスキャストなのか、力量不足か。片岡孝夫へのフラストレーションばかりが溜まるんだけど、そこまでこっ酷いって程でもないんだよ。かといって、惜しいなーって感じもしない。とにかく、ハマってないんだよ。俳優…
>>続きを読む藤田まこと以外の俳優陣がどことなくスウィングしないまま終盤に突入するのだが、ラスト近く緒形拳、佐分利信、渡瀬恒彦が続けざまに出てきて、ぐっと画面が締まった。話は相変わらずの薄っぺらい清張節。主役の片…
>>続きを読む女から金を巻き上げて経営の赤字を埋める病院長と、周りを取り巻く女たちを描くピカレスク・サスペンス。松本清張の同名小説を映画化。
利用しているようでされている男の愚かさと女のしたたかさ。戸谷病院長・戸…
松竹株式会社