フレンチ・ラン(2015年製作の映画)

Bastille Day

上映日:2017年03月04日

製作国:
  • フランス
  • アメリカ
  • / 上映時間:92分
    監督
    ジェームズ・ワトキンス
    キャスト
    イドリス・エルバ
    リチャード・マッデン
    ケリー・ライリー
    シャルロット・ルボン
    ローラ・ヒダリ
    ジョゼ・ガルシア
    エリック・エブアニー
    あらすじ
    パリ、革命記念日前夜、市街で爆弾テロが発生。容疑者として浮上したのは、スリの若者マイケル。捜査を担当することになったCIA捜査官ブライアーは、イラクで命令を無視し、テロリスト6名を射殺した当局きってのアウトロー。いち早くマイケルを確保したブライアーは、彼が無実であることを感じ取る。ブライアーはマイケルの抜群のスリテクニックを買い、自らの無実を証明するために、捜査に協力することを持ちかける。誕生した“CIAとスリ”による前代未聞のコンビは、真犯人を探すため、パリの街を疾走する!そして、「36時間後の革命記念日にパリの街を制圧する」という犯行声明が出たことから、事件はフランスの国家的危機へと発展していくー。真犯人は誰なのか?事件に隠された巨大な陰謀とはー?

    「フレンチ・ラン」に投稿された感想・レビュー

    skm818
    skm818の感想・レビュー
    2017/04/17
    3.7

    このレビューはネタバレを含みます

    うーん、しょうもない話だが、これ結局テロはなかったということでいいんだよね? 全ては特捜隊長の仕組んだ自作自演のマッチポンプで、目的は国立銀行から大金データを盗み出すこと。それだったら、何もそこまで入り組んだことしなくても、犯罪予告があったので警備に行くとかでもいいんでは?と思うのだが、やはりことを大きくしないとなかなか特捜隊までは出番が回ってこないということなのだろう。
    あの局長は首謀者っていうよりも、分け前をもらうことを条件に協力してた感じか。で、局長の部下たちは特捜隊が犯罪集団だとは知らないわけですよね。
    で、一方にはCIA。テロ犯と間違えられた手練れのスリ。このスリだという設定がちゃんと展開に生かされているのは良かった。
    あのバッグ持ってたゾエという子は、元々はサヨク活動家なんだけど、活動家を装ったパスカル(実は特捜隊のメンバー)を好きになって言われるがままに爆弾を仕掛けようとしたってわけか。右翼を脅かすだけとかなんとか言われて。でもそれは移民のせいにされて、特捜隊がモスクを強制捜査、でっち上げ、それに移民や活動家や良心的な市民が怒って暴動、そんでまた特捜隊がっていうマッチポンプ。警察がひどいとなるとすぐにデモや暴動になるのはさすがフランスだよなあ。
    CIAのカレンとガミュー局長は結構親しげだったが、これはデキているとかじゃなくて、普段から場合によっては協力体制を取っていて、カレンは連絡係ってことなんだろう。カレンといい、パスカルといい、ちょっと邪魔になったらすぐに殺してしまうガミューも特捜隊長ももう狂ってるとしか。
    スリだって犯罪だしスマホやパスポート盗られた人は困っていると思うが、そんなもん大した悪ではないのだなと思わせてくれる。それでも多分実際に旅行中だったり生活してて迷惑なのは、大規模銀行強盗よりもスリや道路を占領するデモ隊のほうだったりするんだけど。大規模銀行強盗よりもその手段として移民をダシにしてるところが特捜隊やガミューらの悪の最たるとこかもしれない。
    風の旅人
    風の旅人の感想・レビュー
    2017/04/14
    3.5

    このレビューはネタバレを含みます

    フランス革命記念日の前夜。
    パリ市街地の広場で群衆から歓声が上がる。
    その視線の先には階段をゆっくり下りてくる全裸の女性の姿があった。
    群衆は女性に視線を奪われ、隙だらけ。
    そこに男が現れ、スリを働く。
    女性は男が仕掛けたミスディレクション(視線誘導)だった。

    この冒頭のシーンが素晴らしい。
    観客の物語への期待感を高め、かつ主要人物を鮮やかに登場させている。
    彼ともう一人の主要人物であるアウトローCIAとのやり取りが笑える。
    ぜひ続編を作ってもらいたい。

    パリを舞台にしたフランスのCIAものと言えば、『96時間』『パリより愛をこめて』が思い出させる。
    フランスのCIAものはハリウッドのような派手さはないが、地に足が着いたリアリティがあって好きだ。
    ただこの邦題はいただけない。
    物語内容を何も表していない。
    原題の『Bastille day(フランス革命記念日)』の方がよかった。
    作中の事件は「フランス革命記念日」をミスディレクション(視線誘導)に使ったものなので。
    Mrs.フロイ
    Mrs.フロイの感想・レビュー
    2017/03/14
    3.8

    このレビューはネタバレを含みます

    パリ在住のCIA捜査官と医学生への夢敗れて米国から流れついた凄腕スリのアメリカンな2人が、パリの街に手こずりながらテロ犯人を追って駆け抜ける!
    花の都とは異なる移民とテロのパリの側面を、2人の視線から知る事になる。地元フランス警察との軋轢もそれらしい。駆け抜ける96分!

    原題の「バステイーユデイ」は7月14日の革命記念日の英語圏での呼び名。
    民衆が当時の政治犯が投獄されたというバステイーユ監獄を襲撃し、フランス革命の発端になった事件。
    日本ではルネ・クレール監督の映画「パリ祭」(邦題)の影響で、この日をパリ祭と呼び、なんと歳時記の季語になっているとの事。なんか国民性の違いを感じる…

    アメリカがフランスに手こずるバデイもののアクション映画と言えば、ジーン・ハックマン主演の「フレンチ・コネクション」。
    撮影技法というのか編集か、カメラワークが魅力的だったと記憶している。
    本作も充分魅力的なアクションの展開だったが、カメラワークは平凡に感じた。勿体ない(*_*)

    終盤でかっての「バステイーユデイ」に民衆が襲った監獄ではなく、フランス国立銀行を襲う民衆、その先では五億ユーロ?の仮想通貨の入ったUSBが取り引きされる。世はすべからく金ということか、う~む。
    S54B
    S54Bの感想・レビュー
    2017/03/09
    3.8

    このレビューはネタバレを含みます

    こういう映画好き。

    爆破犯に騙され爆弾を運ぶ女性。
    その女性から爆弾の入った手提げ袋を盗んでしまう間抜けなスリ。
    捨てた手提げ袋を捨ててすぐ爆発!
    スリは実行犯と間違われてしまう。
    スリの情けない表情がなんとも言えない。
    CIA捜査官に二人とも確保されるも、命を狙われて…

    特別スゴイ作品ではないかもしれないけど、いろいろ小気味よく観ていて楽しめました。
    いい。
    GO
    GOの感想・レビュー
    2017/03/09
    3.3

    このレビューはネタバレを含みます

    ストーリーは既視感がすごい。
    バイクで逃走しようとするマイケルをラリアットで止めるシーンなど、アクションシーンはまあまあ。

    特徴ある犯罪者が警官(ここではCIA)とタッグを組んで奮闘する系の映画はやっぱりわくわくする。
    その特徴がスリってのは面白かった。
    スリの描写は見ていて爽快。
    はやて
    はやての感想・レビュー
    2017/03/07
    4.5

    このレビューはネタバレを含みます

    CIAvsスリvsテロリスト・・・?こんなおかしなプロット思いつくなんてさすがフランス映画・・・まさか銀行強盗ものだとは・・・犯人頭いいわ、
    てぃだ
    てぃだの感想・レビュー
    2017/02/25
    1.7

    このレビューはネタバレを含みます

    フランスの夜の街。教会の前に様々な人々がいる。何気ない風景。ところがいきなりあちらこちらで嬌声やどよめきが上がる。何が起こったのだろうか。いぶかしがる人々、騒ぎの元凶を突き止めようとキョロキョロする人々。と、そこに一人の女性が闊歩している。周りからの注目を集めているのはこの女。ところが女、なんと裸である。別に身ぐるみを剝がされた被害者というわけでもない様子で、むしろパリコレのトップモデルのような優雅な歩き方。なんだこの女、変態か。夜な夜なストリップショーというわけか。と思っていたらカメラは騒ぎに乗じてコソコソ妙な動きをする男を追う。男、その辺りにいる人間の懐やポケットに手を突っ込み財布やらパスポートやら金目のものを拝借。どうやらこのストリップ女、この男の仲間で男の方はスリのようだ。






    というオープニングで幕を開ける本作。このスリの男がその後たまたま狙いを定めて拝借した「獲物」が何とホンモノ爆弾。そうとも知らずすった男の前で爆弾が爆発。4人の死者まで出る始末。監視カメラから爆弾テロ犯の容疑をかけられる羽目になる男。その男を追うのがアメリカからやってきた凄腕男イドリス・エルバ。エルバは単身男を追う、訳も分からないが恐怖心から逃げる男。もちろん予想通りエルバにあっさり捕まってしまうのだけど、男が無実だと確信したエルバは男の凄腕のスリの才能に目を付け、彼を相棒に爆弾を作った真犯人を追う。





    と、簡単に説明するとそういうプロットになる『フレンチ・ラン』なのだけど、困ったのがこのスリ男が全く「凄腕のスリ」に見えないということである。そもそも先述の初登場時のお仕事場面からして全く凄腕スリに見えない。「モデル顔負けの女性を裸にする」ことで人々の注目を集めさせ、その隙に人々の懐やカバンに手を突っ込んで盗みをする・・ってこれが「凄腕のスリ」の考えることだろうか。そんなことして公然わいせつ罪か何かで警察がやってきたらどーすんだお前。いや、まぁ百歩譲って警察がすぐには来なかったとして、女を撮ろうとして現にたくさんの人々がカメラや携帯を構えてシャッターを切っている。Youtubeにまで動画を挙げてるバカもいる。そんな中で堂々とスリ。バカじゃないか。こんなに人々が女に注目している中で一人だけ女には目もくれずコソコソと動き回っている男。いや・・そっちの方が逆に目立つと思うんだが。いや、お前ほんとにバカじゃないか。何がしたいんだお前。唖然。






    というどう考えても捕まりたいだけのバカにしか見えない「まぬけ」のなんちゃってスリ坊やが主人公だから、この映画、終始どうしたって「まぬけ」な画が並ぶことになる。90分という短い上映時間にも関わらず、緊張感もほとんどない。唯一面白い場面は、エルバとこのスリ男がおいかけっこする場面。パリのかなり傾斜が急な家の屋根を駆け抜ける二人。なのだけど、このアクション場面でさえ既に「まぬけ」そのもの。ものすごく重たそうな身体を必死に駆使して二人が追いかけっこする。ドタドタバタバタという足音が聞こえてきそうだ。ここにジェイソン・ボーンや007のような爽快感やスピード感が一切皆無なのが何だか笑える。いや、まぁあそこまではいかなくても少なくとも映画として超人同士がぶつかり合う様を見せてもらいたいものなのだけど、この二人のおいかけっこ、何だかとってもゆるゆるで、とっても愛嬌がある。ジャッキーチェンのように狙っているわけでもないのに、本人たちも至ってマジメなのに笑えるのだからしょうがない。そして終いにはエルバはバイクに乗って逃走しようとしたスリ男にラリアーット!!「いててて!うわ、今のだけはちょっと痛そう!ちょっとだけ男かわいそう。」





    それからこの映画、バディムービーのはずなのに全然二人の相性がよろしくないのも困りもの。二人の息の合った掛け合いだとか、仲の悪かった二人が次第に信頼を築き上げ、強大な悪を懲らしめる。みたいなそんな成長の様子もカタルシスも一切ない。会話も面白くない。フランスの革命記念日が舞台ということで、妙に政治絡みのマジメなメッセージだとか暴動の場面ばかりが力を入れられているのだけど、いや・・そんなところよりも、もっともっと力入れる部分、あっただろどう考えても。イドリス・エルバ扮する凄腕捜査官がせめてもう少し魅力的なヤツならまだしも。相変わらず「クレヨンしんちゃん」のまさおくんを思わせる、「大きな身体に小さな頭をもった可愛い風貌。顔はちょっとだけアメフトのボールのような形、なのに強面」という妙なギャップを携えた黒人俳優エルバの魅力さえも引き出せないなんて、勿体ない。
    たくみ
    たくみの感想・レビュー
    2017/02/24
    3.6

    このレビューはネタバレを含みます

    オンライン試写会にて鑑賞。

    ストーリーとしては割と普通のバディものだけど、パリでのアクションが際立っていた。