このレビューはネタバレを含みます
2024年100本目は長年観たかった本作。素晴らしかったです。ヴァーホーヴェンにはこの頃から唯一無二の作風が存在していますね。
過激な描写多数という触れ込みでしたが、これは紛れもない純愛映画だと思い…
今更DVD初見。
これが正調バホベン節か。
汚物と腐臭にまみれたハードコアな純愛の極み。
全編ほぼ裸身激演の二人が
ラストで魅せる静謐と凄みに慄いた。
ルトハウのこの類い稀な危うさがブレランとヒッチ…
傑作。物語が進むにつれて「2年前」という字幕と、女を取っかえ引っ変え抱いているルトガー・ハウアーの姿が残酷に感じる。
奔放的で淫靡な2人の純愛、それを支えるのは彼女の父だけ。
死ぬほど愛し合って、…
ゲロとか💩とか性器とか出しまくったり、冒頭をはじめとするバイオレンスな場面の数々など露悪的なヴァーホーヴェンの演出スタイルが二作目の本作で既に完成しているのに驚かされる。でもそんな下品なパワーによっ…
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映画の神がいるとしたらヴァーホーヴェンには宿ってるよな……と思った。最初のオランダ時代の傑作。『ショーガール』や『ブラックブック』で満足してられない。何よりも、多分まだ無名だったルトガー・ハウアーと…
>>続きを読むヴァーホーベン監督の長編商業デビュー作であり、当時オランダ国内で大ヒットを記録した作品。ちなみに園子温氏のオールタイムベストの1つでもあるらしい。
様々な道行く女性に声を掛けては、口説いていく奔放な…
冒頭から惜しげもなく裸体が飛び交う辺り、ポール・ヴァーホーヴェンは初期のころからテイストは変わっていない。
恋愛映画なのだろうが、果てしてなく二人の世界で続く物語。
よって周りの迷惑など顧みず。
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