レポマンの作品情報・感想・評価

「レポマン」に投稿された感想・評価

いの

いのの感想・評価

3.6


特に何もすることのない昼下がりに、まどろみながら観賞(すみません)。

でも、終盤、にんまりする。こういう展開、好きです!

これは、マカロニ版かぐや姫か?

今作はもちろん竹取物語よりは遅くにつくられているけど、未知との遭遇よりもはやく、E.T.よりもはやく、マグノリアよりもはやくに作られ、その先見性に感嘆するって、訳知り顔に書こうとした。でも一応、念のためにと確認したら、あらまあ、なんということでしょう、未知との遭遇よりもあとに、E.T.よりもあとに作られていた。残念だなあ!なぜかちょっと悔しいなあ! だけど、まあ、いいじゃんか。
SFでもありアクションでもあり…
超大作というわけではないけどおもしろかった!
カルト映画っぽいシーンが多々あって時々また見たくなりそう。
rollin

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4.0
ローンの支払い滞納車を回収する仕事人、レポマン。

大好きなビーバス&バットヘッドの世界観を地で行く男——うだつの上がらない田舎パンクス・オットーが、ブチャラティことハリー・ディーン・スタントンにスカウトされて、ギャング・スターを目指しつつ、E.T.の遺体に振り回されるという、ジョジョ第5部とSBRをマカロニセンスで融合させたwhat a lovelyな名珍作。

アレックス・コックス監督ならではのパンキッシュな個性は、このデビュー作から既にスロットル全開。それは同時にマッドマックス1作目のような作品世界に、ヒャッハーなモヒカン・モブ達が登場することへの説得力をもたらしております。車の走行シーンの疾走感、Circle Jerksやイギー・ポップの毒々感は、本作のヘヴィ・メタル誌的世界観との相性も抜群!

コインランドリーの社交界や、低所得者層の住むダウンタウンの雰囲気も味わいがあって大好き。ここでもハリーのキャップ姿や、ブレードランナーのロケ地でも有名なセカンドストリート・トンネルも拝めるんだぜ。
監督はマカロニウエスタン・マニアとしても有名やけれど、本作には『殺しが静かにやって来る』のヴォネッタ・マギーが出てるよ。

若気の至りでぶっちぎった末の無邪気なラストはヘヴィ・メタルへのオマージュ。逆回転エンドロールまで微笑ましい、アレックス・コックス版アメリカン・グラフィティの登場だ!
うまる

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3.8
パンクス同士の友情。

成長の物語に見せかけて、放り投げるようなラスト。
イシ

イシの感想・評価

-
1回は食べてみたいなという好奇心に負けて食べてはみたけどリピーターにはならないなーって思うよーな「宇宙味」とかの商品名のついてそうなガムみたいな映画。
エミリオ・エステヴェスを完全に喰ってるハリー・ディーン。頭の悪そうな会話が私には心地よかった。

観終わった後、なんとなくアルドリッチのキッスで殺せ!を思い出した。
KN

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2.5
頭おかしいこの映画
全員まともな会話しない上に字幕がめちゃくちゃでかなり脳に悪い

面白くなりそうで面白くならなかった、いや本当は面白くなってたのかも
megusuke

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3.2
パンク青年、職に就く+宇宙人を巡る政府と秘密組織の対立映画
またはヒッピー文化の衰退を悲しんだ層が作った映画。

レポマンとは、車のローンを払えない人々から、借金の肩代わりに車を回収する職業である。

舞台は多分アメリカ南部の田舎。
①とある道路を走る白いシェビー・マリブ。ヨロヨロとした走りを不審に思い、警官が職質。運転手は、片側が割れたサングラスをかけ、挙動不審な初老の男。荷物検査でトランクを開けると、目も開けられない眩しさの中、警官は履いていたブーツと、そこから登る煙を残し、消える。
②スーパーの店員をクビになった青年オットーは、良くも悪くも青いパンク野郎。ひょんな事から、やり口が強引で如何にもテンプレな南部のオッサン連中が営むレポマンの会社に誘われる。借金という大義名分のもとに、やりたい放題する「ダサい」職業という認識なのか、「誰がなるか!」と捨て台詞を吐いてその場を去るが、親が新興宗教にハマり、金銭的な援助が望めなくなったことが発覚し、年齢無記名の免許証(自称21歳、本当は18歳)を片手にレポマンになる。若さ故の生真面目さとやんちゃさを兼ね備えていたオットーは、ヤンチャを拗らせたおっさん社員達にも気に入られ、スーツ姿もこなれていく。

一見接点のない①と②が悪魔合体し、絡んでいくと言う話。
予算も少なそうで、特殊効果なんかから手作り感が溢れるが
画面のショットや会話の節々は、現代でも見劣りしないセンスを感じるし
①はSFホラーもの②は成り上がり青春ものとして、単体で楽しめるポテンシャルがあるので、これ絡ませなくてもいいのでは?と途中まで思っていたが
この作品では反体制で自然回帰(ヒッピー的な)な思想の人々が善しとされてるみたいで(時代を感じるなぁ)、普通に観ていると彼らはおかしい人にしか見えないし、不遇。
そんな彼らが報われる為の仕掛けとして、①のSF要素が必要不可欠になる。
と私には読めた。

字幕は即席感が凄いし、変な映画なんだけど、60年台当たりのアメリカ文化の衰退を憂いた80年台アメリカ映画って感じの荒廃具合が癖になる映画でした。
オモロー。登場人物は支離滅裂なことしか言わないし、会話は誰も成立しないし、なんかすげー投げやりっぽいし、そのへんが凄かった。
音楽でいうとレインコーツとかシャッグス(は言い過ぎか?)って感じ。
ロビーミュラー撮影➕ハリーディーンスタントンとは!ヴェンダースかよ。
すずき

すずきの感想・評価

2.7
ローン会社からの依頼で、自動車ローン未払いの人から自動車を強奪・回収する、借金取り立て人に近い職業、それが「レポマン」。
アウトローな職業で敵も多いレポマンに危険はつきもの。
そんなレポマン会社に、ひょんなことから就職することになった青年オットーは、ある日、
「政府から宇宙人の死体を奪った科学者の情報を掴んだせいで命を狙われてる」と宣う女性と出会う。
そんな中、一台の車の回収に2万ドル、破格の報酬の仕事が舞い込むのだったが…

ワケわからん映画だった。
先述の、宇宙人がどーたら言ってる女の子もだいぶ狂ってるように見えるけど、それ以上に他の登場人物がみんな頭おかしい!
そもそも女の子の言ってる事は事実だから、この映画では数少ないマトモな人間なのかもね。
ちょっと電波入ってる会話のドッジボールっぷりには笑ったけど、単純に字幕が下手糞過ぎてワケわからんような所はいただけない。誤字脱字も多いし。

不必要な情報や無駄な会話、あとチープさ。
どれも嫌いではないんだけど、自分には上手くハマらなかった一本。
本作はカルト映画のカテゴリに入れられるので、ハマる人にはハマるんだろう。
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