最終目的地に投稿された感想・評価 - 5ページ目

キャスティングに惹かれて鑑賞。原作小説は未読なので、なんとも言えない部分はありますが、映画は非常に文学的な仕上がりでした。亡き作家を中心に、登場人物達の関係性や心情の微妙な変化を積み重ねて行く感じの…

生活の中に存在する凡庸なドラマではなく、社会との接点を失いつつある世界へ踏み入っていく脚本が面白い。
ほぼロケ撮影で構成されており、背景の自然が瑞々しいほか、室内場面も照明が秀逸で、絵画のような美し…

亡き作家の伝記を書くため遺族に許可を貰いに行くライターが一応主人公なんだけど、群像劇でもあって複雑な人間関係を見ていて誰に感情移入して良いのやらというのがちょっと疲れてしまった。
アンソニー・ホプキ…

ストーリーとしてはそんなに面白いもんではないけど、登場人物の感情の揺れ動きが面白い。
公認については勿論だけどメイン二人の恋愛模様より面白かったのはディアドラとアーデン、アーデンとキャロライン。
デ…

亡き作家の伝記執筆をめぐる人々の「関係性」を語った傑作。閉鎖的ではあるが、豊穣なウルグアイでの生活への憧憬(この画の美しさといったら！それだけでも目に楽しい。)と足枷。妻と愛人、その娘。兄と恋人。主…