香りの芸術と調合師としての才能が狂気に変わる作品
かなり面白かった。
香りに生の喜びを感じ、巡り会えた調合師としての道をひたすら突き進んだ結果、狂気的連続殺人鬼になってしまう。
女体から湧き出る…
処刑台からのシーンは彼目線の幻想だろうと思えるのが良かった。
高貴な服を纏った主人公が手を振るたびに湧く観衆は彼の苦しみ声を聞き昂る見物人の声だし、大量の肉欲は彼の求めていた愛や性的倒錯の具現化だっ…
「ある人殺しの物語」って…伝記みたいなサブタイトルなのに全然そんな規模じゃ納まらない話だったよ。
ヒロインかと思いきや、死ぬ。師匠かと思いきや、死ぬ。主人公に会えば金田一やコナン並みの確率で死ぬ。…
18世紀パリ。驚異的な嗅覚を持って生まれたジャン=バティスト・グルヌイユ。過酷な人生を送る中、街で出会った一人の少女の香りに夢中になってしまい、意図せず彼女を殺してしまう。命を失った人間の香りはやが…
>>続きを読む取り憑かれたように香を追う主人公は狂気だけどでも残忍さとかは感じなくてむしろなんか健気さすら感じてしまった…。追い求めてたのは香なんだろうけど、でももっとその先の愛を求めてて飢えてたんだろうなーなん…
>>続きを読む伊澤彩織さんがおすすめしてたので鑑賞。スラム街のような魚市場で産み落とされた主人公。生まれつき嗅覚が優れており匂いに取り憑かれている。ある日、町で素敵な匂いの女性を見つけ⋯。
冒頭にナレーションか…
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