セラフィーヌの庭の作品情報・感想・評価

『セラフィーヌの庭』に投稿された感想・評価

フランスの中流家庭のメイドだった中年女が趣味でこっそり描いていた絵🎨がある時から一目置かれるように❇・・・


はじめいわゆるミニシアター系のほのぼの作品🐣かと思ったら実在の画家の話でした...。
しかも途中からセラフィーヌの様子がちょっとおかしくなったり不穏な動きも!😲

丁寧な作品だとは思うけど、セラフィーヌの絵の凄さとか、彼女を狂わせていった何かの存在がいまいち伝わってこず終始ゆるっとしていたのがちょっと残念でした。😓

2022.5.26
aaaakiko

aaaakikoの感想・評価

5.0
最初、彼女は何をビンに集めているの?と思ったら、絵の具をつくっていたのか…

これはすごい映画だった。
ちょっとわたしの拙い言葉では表現できないので、内容が気になる方は他の方のすばらしいレビューを見てください。

わたしは美術商とか美術評論家みたいな方々ってあまり好きではないのですけど、これを見ると、うーん
結局何が、彼女を幸せにしたのかな。
絵が評価されることだったのか。
ラストシーンがすごく良かったです。
後で実話だと知りました。
香

香の感想・評価

-
セラフィーヌ・ルイ[78歳没;1864~1942]
女流画家
の伝記映画
原作;セラフィーヌ(フランソワーズ・クロアクレ著/山形梓訳)

絵が、すごい
本物を見てみたい
彼女の人生が絵に反映されている。恐ろしさや優しさいろんなものが絵に表現されている。
鳩

鳩の感想・評価

4.5
ずっと前に見たものだけど今でもたまに内容や映像を断片的に思い出すということは、とても印象深い作品なのだと思う。。。特に最後のシーンはとても鮮明に覚えています…
実話と聞いた時はなんとも言えない気持ちになりました
絵が美しいんや
セラフィーヌおばさん愚かで人間味あって。神を感じる…みたいな崇高さ謙虚さと天才は関係ないみたい
彼女が神様であるから
こはな

こはなの感想・評価

4.2
画家セラフィーヌ・ルイの伝記映画。肉体労働で貧しい生活を送りながらも、自分では色を作れない白色の絵の具だけ買ってあとの色は自分で作り出して絵を描いてきたルイ。出資者が見つかるも戦争や恐慌など時代の波に飲み込まれて行く。起承転結みたいな定型を使わない終わり方が好き。逆にすごく余韻に浸れる。
実在した画家セラフィーヌ・ルイの半生を描いてる。映像は終始静謐で彼女の感情にのみ起伏する。素人目に見ても彼女の絵は狂気というか、鬼気迫るものを感じるね。純粋と狂気は表裏一体なのか、ほとばしる生命力が生んでしまう孤独は見ていてつらい。
tulpen

tulpenの感想・評価

4.5
時々、無性に観たくなるこの映画。
というよりセラフィーヌのことを思い出す。
身寄りもなく学もなく美しくもないセラフィーヌが
40歳を過ぎてから描き始めた絵画にのめり込んでいく情熱が凄い。

絵の具の色を全て
身近な自然の素材から自ら作りだし、
作れない白色だけを買うという独自さに引き込まれる。

絵の具をつくる過程は
全く飽きずにずっと見ていたいと思ってしまう。

お手伝いをしていた画商のウーデさんに才能を見出されてからの展開も意表を突いてて面白かったなぁ…。

実際のセラフィーヌの絵を見るとあの激しさはさもありなんと納得できちゃうから不思議。
川口恵子さんの『映画みたいに暮らしたい!』に出会わなかったとしたら、僕がこの映画に出会うことはなかったかも知れない。
こんな美しい映画評論を他に知らない。

『彼女に庭があるわけではない。
—中略—
彼女の名前はセラフィーヌ・ルイ。十九世紀後半から二十世紀半ばまで、生涯の大半を、社会の最下層に位置する人間として、労働に生き、描き、そして、精神に異常をきたし、人生の終わりの十年を精神病院で過ごし、死んだ。実在の人物だ。
映画『セラフィーヌの庭』(原題略)の中で、彼女に「庭」が与えられたのは、唯一、彼女が収容された精神病院の中でだけであった。
—中略—
いやもしかすると、映画の最後に、彼女が病室の扉をあけ、彼女の前に広がった美しい緑あふれる光景は、彼女だけが見ることのできた幻影だったのかもしれない。
—中略—
あるいは、それは、マルタン・プロヴォスト監督の、彼女の生涯への、はなむけの映像だったのかもしれない。生涯のほとんどを人々に蔑まれながら、孤独に生き、そしてなお、その孤独の時間こそを、創作の時間としていとおしみながら、芸術に魂を捧げた女性の最後の日々に、監督は、映像をとおして、祈りを捧げたのかもしれない。それほどに一途な生涯であった。
私の心をひどくうったのは、その、幻影のごとき美しき緑あふれる庭を彼女が目にする直前、小さな椅子がひとつ、彼女のために、置かれていたことだった。その時、彼女の硬直した表情に、ふと微笑にちかいものが浮かぶ。
彼女に初めて椅子をさしだしたのは、彼女の絵の才能を偶然見出した、収集家・画商のドイツ人ウーデであった。
—中略—
それは、
—中略—
セラフィーヌが、初めてこの世で、画家として認められた瞬間でもあった。』
二〇〇九年セザール賞最多七部門受賞。
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