2001年の渋谷、19歳の女の子。何者にかなりたくて。何者にかになることを夢見て。路上で歌う女の子。もう、このドキュメンタリーは、なんといったらよいのか、言葉にしてよいものなのかどうか、ためらう。監…
>>続きを読むもし彼女の実家が貧しくなかったら。もっと文化に触れられていたら。当時の渋谷じゃなかったら。
若い頃のハツラツとした彼女のある意味のイタさが眩しくて、だから余計に苦しかった。のびのび渋谷で歌っていた女…
地方出身、夢追って東京に来たのに統合失調症で帰るという選択肢しかなくなった。辛かったね苦しかったね、と痛切に感じた。短い中で、あまりにも衝撃的な9年後。ゾッとした。
エンディングの歌は解せない。
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すっかり忘れていたけど、2001年って確かにあった。
そうだ、東京の街はこうだった、と震えるほど思い出した。
孤独を際立てる都会。
その時代の空気感がそのまま映し出されている。
インターネットが徐々…
「なんちゃって」を一切介さない青さのつまびらかさ加減が大分強烈。
あとは、人並み以上のバイタリティが翻って違う方向に作用してしまう怖さ。
大衆娯楽作と一緒に本作が同じショーケースに陳列されるサブス…
JyaJya Films