ロジャー&ミーの作品情報・感想・評価

ロジャー&ミー1989年製作の映画)

ROGER & ME

製作国:

上映時間:90分

ジャンル:

3.7

「ロジャー&ミー」に投稿された感想・評価

tak

takの感想・評価

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 2004年話題の人の一人、マイケル・ムーア。アポなし突撃取材がモットーのこの方。礼儀知らずという声もあるけれど。そうでもしないと取材できない、そんな正攻法じゃ敵わない相手に挑んでいる人だから支持があるのも事実。そて、その原点である「ロジャー&ミー」が廉価版DVDでリリースされたので観てみました。故郷であるミシガン州フリントは、GM(ゼネラルモータース)の工場で栄えた町。ところが工場の閉鎖に伴い15万人の人口のうち3万人が失業するということに。監督は憤りと疑問を胸に、巨大企業に戦いを挑む!・・・というドキュメンタリー。

 企業城下町が崩壊していく様は考えていた以上だった。犯罪が増加して刑務所を新築し、失業した工員を雇って犯罪を犯した元工員を見張る・・・笑うに笑えない現実、GM会長ロジャー・スミス氏のクリスマススピーチにイヴに家を追い出される人々を重ねる場面、ビーチボーイズの ♪Wouldn't It Be Nice(素敵じゃないか) の使い方・・・監督の題材の選び方と使い方は見慣れたTVのドキュメンタリー番組とは全く違うものだ。利益を追求する企業の行動を”悪”だとは言えない。しかし解雇した工員たちへのケアとして、GMや市がやってきたことは一体なんだ。ブロードウェイ級のショウをみせる劇場を建てて半額で入れます!?そんなことで人々に感謝されるとでも思ったのだろうか?単に憤りだけで撮った映画ではなく、工場閉鎖で揺れる町の人々を追うムーア監督の視線には愛がある。しかし、それ故にオレの町をこんなにしやがって!という監督の気持ちは私的な怨念となって、この映画から第三者的な見方を失わせている原因ともなっているようにも思う。憤りと疑問、それに地方都市で暮らす人々への愛がバランスよく描かれたのが「ボウリング・フォー・コロンバイン」だったのだなぁと改めて思った。
ドキュメンタリーだがストーリーも面白い。映画として一級品。

社会派の作品であるがブラックユーモアや編集の技などを盛り込みつつけして説教くさい感じにはしていない。むしろ笑っちゃうところも

とにかく緩急が上手い。編集の妙というかある序盤で言われていたセリフが最後の方になると意味合いが変わってくるなど非常に計算されていると思った。すごい

アメリカの自動車工業の衰退の一手は日本にあるので他人事ではない。ヘラヘラと笑ってはいられないのだ。

考えさせられるいい映画
Rie

Rieの感想・評価

3.5
大企業が街を支配してるって構図に見えて怖かった。観光業を新しく導入するのは、何も工業の街と言われたフリントだけではない。ただそれだけ、産業構造の流れを変えるのは容易ではないということなのだろうか。何とも他人事とは思えぬドキュメンタリー作品だった。ムーアいいね
てぃだ

てぃだの感想・評価

3.3
マイケル・ムーア昔から全然変わってないなと苦笑い。(今よりは痩せてるけどさ)。コミカルに撮ってはいるけど根底にあるのは愛するアメリカへの底知れぬ愛と金持ちへの怒り。ただただかっこいい
ユメフ

ユメフの感想・評価

3.8
こういうタイプの映画は初めてみたけどすごく興味深かった!

うさぎのシーンがすごいグロテスクだった、、、
諧謔と皮肉、ブラックユーモアのオンパレード。マイケル・ムーアはシリアスな内容をエンタメタッチで撮るからすごい。
TOYOTAなど日本の経済成長によってアメリカ内で大量のリストラが起きたのだから、日本だって無関係の話ではない。この映画内では日本は加害者だ。自由貿易である限り、リストラは免れないのか?最後はそんな疑問が残る。大企業批判だけではなく大本である資本主義の脆さを訴えている。皺寄せがお金のない人にくるシステムはなんとかならないのか?
ぼぞ

ぼぞの感想・評価

4.5
ドキュメンタリー映画って興味ある題材じゃないと楽しめないものって思ってたけどめちゃくちゃ面白い。

全く知らない街なのに感情移入してしまって、クリスマスのシーンは泣きそうになった。
頑張ろう、働こう、稼げって関係ない人間だから簡単に言うよな〜とか、結局は自分とお金の事しか考えられないんだな〜とか怒りと悲しみが湧いてくる。
地元と同じような出来事もあって是非企業のお偉いさん、市政県政関係者にみて欲しい作品だと思った。
海外移転とレイオフ自体は世界中どこでも起きてることなんやろうけどな~gmの規模がでかいから結果も凄惨で見てられへんて感じ。トランプがツイッターに張り付いて大企業の工場移転批判してるのも納得できる。
akn

aknの感想・評価

3.8
町山さんきっかけでアメリカ社会に興味を持ったので。
マイケルムーアのデビュー作
皮肉たっぷりな編集と体当たりの取材。おもしろいな〜
moryota

moryotaの感想・評価

3.3
マイケルムーアの根性が据わってるドキュメンタリーは見応えがあった。

GMの経営ってこんなんやったんか。
会社の中に
地域の従業員からトップまでをつなぐパイプがしっかりない、こんな会社は嫌やなぁ。
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