『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』(1964)
原題:Dr.Strangelove: How I Learned to Stop Worrying…
皮肉のこめられたキューブリックのコメディ映画。始まりから最後まで会話劇や映像、面白く目が離せない。終わり方も記憶に残るものである種のナチズムを感じさせるものであった。核兵器に名前がついていたりそのか…
>>続きを読む原作小説は読んでいない。その上で思うのは、キューブリックがいちばん言いたかったことは何かということ。
核戦争の恐怖や軍人の独走への警鐘か。反共主義への揶揄か。科学技術偏重の非人間性の告発か。
そ…
古い白黒映画ではあるものの、昔の作品であることを忘れてしまうほど、最後まで楽しんで観ることができた…!
展開も目を離せないほど緊張感があり、政治や国間の関係などに対して少し皮肉を感じるような登場人…
冒頭からパンチが効いている。「これは架空の世界です」「実在する人物もモデルもありません」「アメリカ空軍はこんな過ちは犯しません」。ブラックジョークである。
米ソ冷戦下で作られた本作。キューブリック…
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