ローラの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ローラ』に投稿された感想・評価

2人の男に揺れる?
2人の男に利用される?
いや、したたかなローラは
2人の男を利用する。

恋愛物語のようでいて、
人間の欲望や愚かさを皮肉的に描いている。

「詩は悲しいものさ」
「どうして?楽…

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KOU
3.2
デートの場面。2色の異なるライトが2人の俳優をそれぞれ照らしていたのが印象的だった。
内藤
4.0

『嘆きの天使』はモノクロの陰影で恋愛のホラーな一面を、本作はファスビンダーらしいギトギトした照明が戦後復興期の西ドイツのエネルギーと恋愛の肉欲の一面を描いている。
戦後ドイツ三部作の中では一番評価低…

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tntn
5.0

とても複雑なことを、とてもシンプルな演出で語る。それだけで伝わると本気で考えている。凄いことをやっている映画。









コントラストのみならず、例えばピンクの淡い色合いは、画質の良いバージ…

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黒旗
3.5

人情味、コメディ色もあるロマンスという感じ。上昇志向の娼婦ローラが、堅物の相手に正体を知られてしまったときの狂乱ぶりは名シーンと思った。けっきょく長いものに巻かれることになっても、みんな幸せなら…い…

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NTRというかなんていうか不思議

そんなに好きではないが映像美

ファスビンダー映画いくつか観ると、ベルイマン映画やカサベテス映画や黒澤映画や大島映画やカウリスマキ映画のように、金銭関係を超えた盟友関係の中で共作されてることがよくわかる。そもそも映画は共作でしか生…

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三登
3.4
ちょっと期待し過ぎた。
『ベロニカフォスのあこがれ』の方が圧倒的に好き。

バルバラ・ズコヴァの美貌が輝いてる。
3.7

悪くない


世界大戦が終わった後のせいか、全体的にほわわんとした演出、美術。
リリーマルレーンなどは戦争とのギャップがあったからメリハリを感じたけど、こちらはずっとダラダラしている印象。(まあ、時…

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Haruki
3.9

戦後ドイツの経済復興期を背景に、娼婦と2人の男の三角関係を描く作品。

主人公ローラと恋に落ちる2人の男とは、新任の建設局長と建設会社の経営者。
公私の利害が交錯するメロドラマで、戦後ドイツの精神的…

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