「戦争を、全く別の観点から美しく描く。」
公開当時、映画館で観たはずだけど金曜ロードショーで再見。もう8年も前の映画なんて!
歴史モノの小説が好きで、太平洋戦争モノもかなり読んだので、戦争のいろいろ…
主人公の声、滑舌悪いし下手くそだし何?と思っていたけども、エンドロールで庵野さんか!なるほどね!通りで!と、納得。
作品自体の内容は薄い。
主人公があんなに夢中で作っている飛行機がうまく行かなくても…
零戦の設計者として有名な堀越二郎さんが主人公。それに日本文学『風立ちぬ』のストーリーを加えたような作品。欧米に比べ20年は遅れを取っているという日本の航空機設計の現状に苦しみながら、婚約者·菜穂子と…
>>続きを読む再鑑賞。
1930年代の日本。
美しい飛行機を製作したいという夢を抱く青年が成し遂げたゼロ戦の誕生。そして愛しい人との出会いと別れをつづる。
この時代の飛行機は人の命を奪う道具だとわかっていてても…
関東大震災→世界恐慌→第二次世界大戦、という激動の時代を作品に残しておきたかったのだろう。宮崎駿調で描かれる戦争はやはり迫力がある。純粋でいることの難しさというテーマは普遍的だ。
ロマンとしての戦…