80点
消防隊員達がアパートの一室に入る。
扉は全て目張りされていた。匂い?があるのか隊員は窓を開けて行く。
そして鍵がかかった寝室のドアを開け、中へ入ると窓が開けられておりベッドには花に包まれた…
まるでドキュメンタリーを見ているかのような映画でした。
老老介護の行く末をリアルに描いてあると思う。
成功率95%と言われた手術。
5%は失敗するという事。
そしてその5%になってしまった妻。
…
演出せずとも確実に神経を刺してくるハネケ。
固定カメラの顔の切り返しで表情を編む。見舞い代わりに送られてきたCDのピアノが不快であったり、無神経な介護に腹が立ったり、主観性を排した撮り方であるが、観…
’心中’の物語といえばそれまでだし、ニュースに流れれば、「社会ができることは何か」「どうしてこうなってしまったのか、何がいけなかったのか」「失敗から何を学べるのか」と、なるだろう
でもハネケはこれを…
仲睦まじく生活していた老夫婦の妻が病に倒れてしまい、夫が介護に献身するが、静かに最期に向けて進んでいく、お話。
介護描写の生々しさ(下の世話など)と、その中でも妻の介護に献身する夫と最後の決断は、…
ハネケさん初めて観ました。昨日観てから、心にじわじわと染みが拡がっていきます。
妻が変わっていくように見えても、夫の手を握るシーンで妻の核を感じさせる。あれ、すごくリアルだった。寄り添うことで垣間見…
「老々介護って大変!」とか「介護疲れ」みたいな感想が多めだけど個人的にはそういうことを言いたい映画とは思えなかった
大切な人がそういう状態になったとき「自分はどうして居たいか」「相手はどうして欲しい…