愛、アムールの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『愛、アムール』に投稿された感想・評価

もうずいぶん以前の報道ではあるものの、この映画を振り返るたびに、日本の老夫婦が焼却炉に入り自死したニュースを、抱き合わせるように僕は思い出すことになる。妻の介護に限界を感じた夫の遺書の始まりは、「今…

>>続きを読む
4.6

映画の中の2人にしか分かり得ない、感じ得ない苦しみが2人の愛なんだなと思う。その愛を理解して共感することは、あの2人にしか不可能なことだけどその重みだけが映画を見た後にいつまでも残ってた。エンドロー…

>>続きを読む
Rina
-

映画を観ている時はあったかくて苦しくて、映画が終わった後にやっと涙が溢れて、溢れたら止まらなかった。

毎日一緒にいる人にしかその辛さはわからないよなあ
何十年寄り添った人にしかできない愛の形があっ…

>>続きを読む
milk
5.0

辛い。辛いけど目を背けちゃだめ。

とにかく登場人物全員がリアルでお互いがお互いを思うがゆえのすれ違いとか、それらを表情で伝える役者陣の演技にとにかく圧倒された。

個人的な話ではあるけど、数年の間…

>>続きを読む
たまに映画を見てて、あ…これは自分ごときがレビューとか評価とかせんほうがいいな…ってなる題材の作品があります。
今作はそれです。
リアルだしめちゃくちゃ悲しいけどハネケ作品の中では1番愛情も感じます。
3.0

おおぅ…

あまりにも残酷で
そしてリアル過ぎて
直視するのが辛かった…


でもこれが誰にでも平等にやってくる老いと別れ

いつかの為に知識と覚悟は必要なのか。


こういった作品を今まで観てきて…

>>続きを読む
人間
4.0

半身麻痺になった妻を夫が介護する話。
老老介護をテーマとした作品は以前にギャスパー・ノエの『VORTEX』を観たが、VORTEXは死へ向かう姿を淡々と記録していた印象で、本作は夫婦の愛を主軸にしたも…

>>続きを読む
寄宿学校の頃の話 楽しい時は花を、そうでない時は星を絵はがきに描いて母に贈る。

「ピアニスト」のイザベル・ユペール
-
んー難しいなあ
人間だもの 神じゃないから限界はくる
愛は呪いのようなものだっていう言葉を思い出した フィックスの長回し、すごく冷たくて印象的だった
ここまで人を愛せるかな
3.0
老老夫婦の老いへの向き合い方。世の中にありふれた現実、ありふれた結末を淡々と描いているため、この監督に期待した冷え冷えとした驚きはなかった。

あなたにおすすめの記事