このレビューはネタバレを含みます
オープニングからずっと空気が張り詰めていた。
そしてラスト、ゾッとした。
ハネケなのに優しい作品と聞いていたけど、、アムールとはかなり皮肉なタイトルなのでは。。
自分の解釈が間違っていなければいつも…
静かにゆっくりと、老夫婦が描かれていた。作り手?の、主観や感情が入ってこない、淡々とした雰囲気がよかった。愛する人が、目の前でその人ではなくなっていく、それを見つめながらも、愛する人が愛する人である…
>>続きを読む老老介護を題材にした、ある意味ではとても今っぽい映画で、(皮肉ではなく)中学校の道徳の授業などで使えそうな主題である。要介護者の人権、認知症患者の自己決定性、尊厳死の可否、社会的な包摂のあり方、そし…
>>続きを読むあかん!悲しすぎるわ。
老いの恐怖。深い悲しみと寂しさ
希望のない生活。
いつか誰もが感じるであろう感情。それでも現実を見つめて生きていく。こういう映画好みだけど悲しすぎるわ。
フランスらしいし、パ…
このレビューはネタバレを含みます
素敵な夫婦の話。立派な家の部屋の中の映像がほとんどで、音楽はピアノの演奏のシーンだけ。生活音でそれぞれの心理や場面の切り替えに気付ける。とてもシンプルに老夫婦の愛が描かれている。
アンヌがどんどん…
簡単に言えば、老々介護の物語。
3つのお国が関わっているようですか、総じてフランスらしい映画で、ゆったりとじっくりと物語が進みます。誰にでも死ぬ時が来るわけですが、その決着の付け方は、この映画の状況…
正しい愛のかたちってあるのか
夫婦間での介護にしても、屈折した愛情にしても、フランス人はこの映画をどう感じたのだろう。
自分と違う文化圏のひと達はこの愛のかたちや夫婦のあり方、死に対する考え方に…
泣いた。伝わらないものを描いたらこの人の右に出るものはいないハネケが描く愛ってこうなるのはなんとなくわかってたのだけれど、それでもどうしても涙がとまらなかった。
これをほとんど室内だけで撮り切って…
このレビューはネタバレを含みます
老老介護という社会問題をひたすら重く切なく描いた作品。
最初のシーンで結末は分かってしまうけど、そこに至るまでが本当に胸が苦しくて観ていて辛い。
終始漂う陰鬱さが、ヨーロッパ映画!という感じ。
最…