哀れな巨匠、愛と共に去る。
家族のいない巨匠は晩年、1人の弟子をとり溺愛する。二人は仲良く暮らしていたが、ある日巨匠がとある婦人の肖像画を描くことになったことをきっかけに、彼らの関係性は変化してい…
本作を観て感じるのは映画あるいは演技における視線の重要性だ。
個人的にキャラクターの人物関係がクリアではないが、ゾレやミカエルの目や視線のやり取りを観ているだけで互いがどのような感情を抱いているの…
先週観に行ってあまりにもどストライクだったので友人引き連れて今日またおかわりしてきた。101年前のサイレント映画ですでに完成しきっている、隙がないメロを見させられたことに驚愕。いや台詞のないサイレン…
>>続きを読むやっぱり好きです、ドライヤー。
『ゲアトルーズ』とはまた違った室内劇。言うなればより激情的な…
過剰にすら見えるインテリアは空虚を加速させるけれど、それでも画面には永遠が満ち満ちている。ミカエルの顔…
ドライヤーのBlu-rayBOX鑑賞をスタート。
製作順に観よう〜ってことで、1つ目はミカエル。
よかった!全編に流れるやや不穏なBGMが好き。
ミカエルは美しいけどどうしようもない奴だなぁ……
サイレントと知らず途中眠くなるかもと危惧したが、劇伴がとてもよくずっと気持ちがよかった。不協和音が入ってきたり俗っぽいメロディーになりそうでならない引っかかりがある音楽が作品通して続く。ブルータスと…
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