100年前のモラハラ夫の話。主婦を大切に!という啓蒙。話が小ちゃすぎみみっちすぎて可笑しい。元乳母が謝れっていうのにいざとなるとプライドが邪魔して言えないあたり現代の男でもあるあるムーヴで笑った。最…
>>続きを読むC・Th・ドライヤー『あるじ』(25)。冒頭、家の「あるじ」=「暴君」が踏ん反り返る傍で、女達(妻/娘/乳母)が家事を分担し一時の間もなく立ち回る。彼女らは薪、灰、食器、食糧、衣類、ゴミといった「物…
>>続きを読むモラハラ旦那説教映画。ピッタリ100年前に妻を女を大事にしろと教育映像のような映画があったのに現代でもこういう男がいる人類……。
コーヒーに指入れてかき混ぜろっていうのか?!とかもはや皮肉が面白い。…
『メイクアガール』に続き、ヒトをモノとして捉えられてしまう危うさへの警告
『メイクアガール』とは100年の時を超えてリンクしている、ドライヤーのサイレント作品。たまたま同じタイミングで観た2作に関…
中身がどうであろうと男に生まれてきただけで地位は上。
女は生まれたときから家事の担当。
何一つ自分でやろうとしない夫と献身的すぎる妻。
そうなったのは必然な気もしなくはない。
乳母にしごかれてスー…
話の小ささ、みみっちさが面白い。個人的に最高だと思ったのがヨハネス・マイヤーが家にいるときの挙動で、妙に悠揚としているのだが、意味のあることをひとつもしてなくて面白すぎる。仕事してないっぽいのに外…
>>続きを読むスクリーンから放たれる淡い灰色の光線に身体全体を焼き尽くされてこのまま死んでくのかと思った。それくらいに感動した。ドライヤー!『奇跡』を筆頭としてやばすぎる。厳格、であるけどそれだけではない。ときと…
>>続きを読むハラスメントに敏感な現代にこそ通じる普遍的なテーマ、封建的な暴君である夫に尽くす献身的な妻。家庭崩壊の悲劇に陥るのかと心配したが、ドライヤー監督の俯瞰した演出は家政婦の感情ムキ出しのクローズアップと…
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