あるじの作品情報・感想・評価

あるじ1925年製作の映画)

DU SKAL ARE DIN HUSTRU

上映日:1926年12月03日

製作国:

上映時間:112分

ジャンル:

4.1

『あるじ』に投稿された感想・評価

4.1
412件のレビュー
mom
3.0

中身がどうであろうと男に生まれてきただけで地位は上。
女は生まれたときから家事の担当。
何一つ自分でやろうとしない夫と献身的すぎる妻。
そうなったのは必然な気もしなくはない。

乳母にしごかれてスー…

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ドイツからデンマークに戻ったドライヤーの室内劇。撮影所の敷地に部屋のセットを組んで臨んだ作品で、本作により、ドライヤーは国際的に認められたという。

 話の小ささ、みみっちさが面白い。個人的に最高だと思ったのがヨハネス・マイヤーが家にいるときの挙動で、妙に悠揚としているのだが、意味のあることをひとつもしてなくて面白すぎる。仕事してないっぽいのに外…

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120分の疲労感

観客の気持ちをカタルシスしてくれる

面白い

ドライヤーで今のところ1番
Ryoma
4.6

スクリーンから放たれる淡い灰色の光線に身体全体を焼き尽くされてこのまま死んでくのかと思った。それくらいに感動した。ドライヤー!『奇跡』を筆頭としてやばすぎる。厳格、であるけどそれだけではない。ときと…

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4.0

ハラスメントに敏感な現代にこそ通じる普遍的なテーマ、封建的な暴君である夫に尽くす献身的な妻。家庭崩壊の悲劇に陥るのかと心配したが、ドライヤー監督の俯瞰した演出は家政婦の感情ムキ出しのクローズアップと…

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ご飯にする?お風呂にする?それとも...

ViktorよりIdaの方がクソと思ってしまう。私はダメな男でしょうか?

妻アイダを奴隷のように扱う、典型的なモラハラ夫のヴィクトル。そんな状態を見かねた、かつてのヴィクトルの乳母が、彼に改心してもらうために色々と措置を講じるお話。

1920年代の映画だけど、そこから1…

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3.7

1920年代はまだ、映画として一本完成させれそうなテーマの傾向が、制作者たちも見えてなかったと思う。そんな中で、「亭主関白な夫と、家事に追われる妻」というかなりミニマルなテーマで長編映画を一本完成さ…

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『あるじ』

カール・テオドア・ドライヤーセレクション vol.2🎞②👞🧺

こういうのも作れるドライヤーの凄さ

この第2弾で一番観たかった作品。そして、、、想像以上に良かった、素晴らしかった✨

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