(煤炭,銭’09)
積み込んだ石炭をどこで卸すか、幾らで売るかに拘泥し荒野を彷徨う男たち。
ネットの一覧性などない観葉で硬さや石の含有率で替わる相場を読み合い貶し合う、むき出しの欲望衝突模様が生…
ヒッチハイクして乗せてくれた車があったものの
その車の人の仕事に付き合わされて
なかなか目的地に着けない気分になる映画。
ヒッチハイクしたことないけど。
本編上映前に監督からのメッセージ2本の上映…
だいたいの人が小田香「鉱 ARAGANE」を想像して望むだろうが画面を支配するのは物質ではなく人。基本喧嘩腰の石炭行商同士の難航する価格交渉を面白いという観点で観てて申し訳ない気さえするが、その負の…
>>続きを読む勝手に『鉱 ARAGANE』みたいな炭鉱と金鉱の採掘ものかと思ってたら石炭行商ロードムービーだった。朦々と砂塵が舞い上がる道、延々と難航する価格交渉、煤だらけになる荷下ろし。売り手も買い手も仲介者も…
>>続きを読む【世界の涯てで闇を積み、切り売りする男たち】
2020/4/4(土)からイメージフォーラムにて王兵8時間マラソン『死霊魂』が公開される。それを記念してアテネフランセでは王兵(ワン・ビン)監督の有名ど…