もしかしたら今回のゴーモン特集で一番の必見作だったのかもしれない。
基本的にセックスに対する嫌悪感が全編を貫く、ポランスキー『反撥』に近い印象。イザベル・ユペールが日本のタクシーの中で勝新『座頭市』…
ジョセフ・ロージーはDVDで『召使』を観て以来2本目。『召使』はモンタージュの映画っていう印象が記憶に残っているんだけど、この映画は圧倒的にワンカットでみせることをやっていて、ロージーってなんでも出…
>>続きを読む撮影監督アンリ・アルカン、美術アレクサンドル・トローネという布陣で作られたジャパニズム丸出しの華麗な映像とゲーム性の強く漠然としたストーリー、いかにもジョセフ・ロージー的としか言いようがない。
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うら若き女子がノーブラで行ったり来たりしてればそれは誰でも気になるよ。それにこじゃれたフランス娘を筆頭に欧米人が来日すれば、日本に来てくれてありがとう!と、自動的におもてなし精神が発揮され、微笑まし…
>>続きを読むフランスの安達祐実ことイザベル・ユペールが出会う男全て狂わせるガールとして無双するお話。家なき子よろしく「同情するなら金をくれ!」と、言ってはいないが、彼女は次から次へと有力者に付き従い、それを乗り…
>>続きを読むユペールの復讐譚ではあるけど、やっぱつかみどころのない変な映画だよね。
彼女の小悪魔的な魅力にはクラっときちゃう。
以前観たのが あらすじだけ知らされての無字幕だったにも関わらず、さほど困らなかった…
規則正しく並べられたボーリングのピンとピンの間からこっそりと世界を覗くように、イザベル・ユペールは父親と叔父の企みを盗み見る。幾度も繰り返されてきた小屋での行ないに、彼女は憎悪を膨らませる。
この映…