現状追認的というか事後承諾的な展開のおかげでなにがなんだかわからないが、鱒の養殖場で働くイモ娘なのに次々と男たちを翻弄してちゃっかりサクセスしてしまうユペール様の有無を言わさぬ説得力のまえではすべて…
>>続きを読む冒頭の鱒への謎ズームから傑作を確信したし、ボウリング場内の撮影と音楽が神過ぎた。登場人物の行動の動機+誰が何のために製作した映画なのかはよく分からないが、ただ観てるだけで楽しいので超満足。突っ立って…
>>続きを読む【知られざるロスト・イン・トランスレーション】
アンスティチュフランセのゴーモン特集目玉の一つジョゼフ・ロージー監督作『鱒』を観てきた。
ジョゼフ・ロージーといえば、『101 CULT MOVIE…
序盤におけるアメリカナイズされた画面が、母国への郷愁を捨て切れないロージーの晩年の姿を想像させ、そこでフランス語が飛び交う光景の異様さも手伝い、一気に引き込まれる。
おじぎするイザベル・ユペールがか…
若きイザベル・ユペールの日本探訪 笑
ジョゼフ・ロージー監督は「召使」「できごと」「恋」のハロルド・ピンターと組んだ3本は好きでしたが、この監督の晩年の作品は未見でした。
人間の底意地の悪さ出てて …
上澄み的な語り口から浮き彫りになるのは欲望とそれに付随するものだけなのに、不健康なしなやかさは自在で不健康な旅路は変な豊穣さがあって、つかみどころのなさがクセになる清々しさの異様といったら。大屋政子…
>>続きを読む田舎町の小娘イザベル・ユペールが
あれよあれよという間に人脈を通じてのし上がり、
なぜか東京にきてしまう野心溢れた小悪魔を演じている。
過去・現在ともに誰と接していても力関係は常に上で、
冷ややか…
エピソードの断片がとりとめもなく入り交じって、大体の話はわかるものの、詳細も感情も描かれない。まるでデタラメっぽいのになんでかものすごく面白くてザワザワしてしまう。なんなのー。み終わったあとも結局な…
>>続きを読む傑作。もう、登場人物の心理とかよくわかんねぇし、誰にも感情移入できない。映画に置いてそれは全然マイナスにならない。良くわからない心理の人たちがよくわからないことをする結果だけの映画。ロージーは人の心…
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