20231229-332
1845年、オレゴン・カントリー
原題:Meek’s Cutoff (2010)
監督:ケリー・ライカート
美術:デイブ・ドーンバーグ
妻 エミリー・テスロー:ミシェル・…
ずっと荒野を歩き続けあまり何も起きないロードムービー
ひたすら歩き、夜になったらキャンプして、夜が明けたらまた歩く
互いが疑心暗鬼になり、資源も枯渇していき、人間たちと鑑賞者がじりじりとすり減ってい…
ライカートらしく、限られた人物たちの限られたエピソードを丹念に描きながら、普遍的なテーマを豊かに描き出す作品。
西部開拓時代のオレゴンが舞台で、ファースト・カウでも出てきたビーバーの乱獲の話なんかも…
オアシスを求めオレゴンの砂漠を目指す三家族、途中で出会ったインディアンに道標を託すが、一向に辿り着かない道中に芽生える不信感により次第に不穏な雰囲気が...
脚本の妙、進むにつれてどうなるのか?…
期待の2〜3個下をいく印象のライカート。今回はそこで終わるんかい!という感じ。ファーストカウのラストのドリー効果?の方がよかった。
ただ西部開拓時代の裏側・女性主人公・女性監督・ドキュメンタリー的と…
(別媒体から感想を転記)
2024/02/03
観たことのないタイプの西部劇だった。同監督の『ファースト・カウ』も特殊な西部劇だったが、それとも違って。ASMR的な音の心地よさは共通。ものすごく不…