ロジャー・コーマン総指揮、モンテ・ヘルマン監督の『銃撃』鑑賞。とにかく難解です。西部劇ですが、心理劇かつ前衛劇で、余計な説明がないので観ていてものすごく不安になります。それが狙いなのでしょうか。ウ…
>>続きを読む元賞金稼ぎのウィルは仲間が待つキャンプに戻ったら、コーリーはいたが、リーランドは何者かに殺された。弟が言うには、犯人は馬に乗って逃げたとの事だが、誰か不明。その時に若い女性が現れて、、、。
ジャッ…
『映画狂人、神出鬼没』で蓮實重彦が「西海岸でサミュエル・ベケットを演出していた若きニューヨーク出身のインテリ青年による、反知識人的な知的B級西部劇の傑作」と紹介していたモンテ・ヘルマン『銃撃』を観た…
>>続きを読む説明少なく、省略できるところは省略する素っ気なさがクール。基本みんなずっとイラついてるし、特にラスト間近の、追う側/追われる側共に極限状態になってからは緊張感がすごい。馬で男3人が追いかけあうところ…
>>続きを読む西部劇なんだけど血生臭い感じは全くせず、むしろミステリー要素が大半を占めて多くを語らない異質な作品。キーパーソンとなる謎の女の名前や目的が一切不明で、誰も本当のことがわからない主人公目線でひたすらに…
>>続きを読む砂漠に目が慣れた人以外にはあまりにも不親切すぎるロングショットがかなり観る人を選ぶ映画でしたが、視力だけが取り柄の私にとっては「だが、それがいい」でした。
コインが本当に子供を轢き殺したのか、果た…
アメリカン・ニューシネマ前夜祭みたいな内容の西部劇で、モンテ・ヘルマン監督初期作品。ジャック・ニコルソンが高圧的な悪役を演じる。
この頃流行ってたマカロニ・ウエスタンとも明らかに違うし、従来の保守…
通常の西部劇とは一線を画した、シンプルな復讐劇。登場人物も少なく、ストーリーもわかりやすいので、より登場人物の心情に集中できる。これだけ無駄を削ぎ落としていると無味乾燥になりがちだが、そこはさすがの…
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