桜庭一樹、原作ファン。小説のヒリヒリとギラギラした愛欲の夢は、そのまま。映画になると現実的にどうなんだ感はやはり否めないが、文学的虚無感と官能が生きてて嬉しかった。この過酷な現場を超えた俳優陣の役者…
>>続きを読むTSUTAYA準新作100円だったので。
二階堂ふみ演じる"花"の中学生から大人になるまでの過程とその演技はとてもよかったと思う!だんだんと色気が増してきていて、同じ月日で撮影しているはずなのに、…
二階堂ふみと浅野忠信とのラブシーンにキスシーンがやたら多いのが印象的。「あえて」の表現だろうけど、なーんかなんとも言えない切なさとかやりきれなさみたいなものを感じるキスシーン。エロいやらなんやらより…
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小説を読んでいないとよくわからなかったと思う。小説を読んだことのあるひとは、薄っぺらく感じるんじゃないかな。なんだかベッドシーンがやたらと多かっただけのイメージ。
映像自体は綺麗で雰囲気もあったけど…
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二階堂ふみは予想通り良かったが、映画としても予想より良かった。
こーゆーストーリーて古くは源氏物語、近現代でいうと痴人の愛とかと重なるけど、本作は実写で見た分確かに重かったけど、二階堂ふみが実際中…
観ている間は苦痛だった。
それは誰かに感情移入してしまったせいだろうか、憐れみからだろうか、分からない。
観終わってから、じわじわ沁みてきて泣けてしまった。これも何故だか分からない。
浅野忠信さん…
苦しい、醜い、狂おしい、美しい、美しい、美しい、
人を殺してしまうほどの、花の、淳吾の、独占欲は、
「あなた(おまえ)には無理だよ」
の言葉に全て詰まっているように思う。
「私」の全部だった「私の…
「私の男」製作委員会