開催中の大映4K映画祭のラインナップの1本として観た。
ただ、その劇場では設備の都合か2Kでの上映。
でも2Kでも十分綺麗だと思ったので、これが4Kだとどうなるんだろか。
本作は昔DVDで観たけど…
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こーゆー男がいちばん嫌い!
にしても、若尾文子がかわいい。
でも若尾文子には心酔しない。けど、男を喰う説得力がめちゃある。
映画を撮るってどういうことだったのか、本当にいろんな角度のいろんな技術が…
冒頭のシーンの美しさと艶めかしさはインパクトが絶大。
なんとなくこうなるだろうなとは思っていたけど、ラストのシーンの流れが完璧すぎてとにかく強烈に引き込まれる。
増村保造らしい生々しさと変態的な…
このレビューはネタバレを含みます
同じ谷崎潤一郎の『卍』とかと比べてもずっとこってり。後年の『曽根崎心中』も相当だったけど、若尾文子が喘ぎ続けるシーンとかがあって見ててどんよりとしてくる。あえて洗練させないという演出。殺しのシーンも…
>>続きを読む谷崎潤一郎の小説を映画化した作品。
いきなり意識が朦朧としている若尾文子の背中に女郎蜘蛛の刺青が彫られる、印象的なオープニング。
「彫る」というのだから当たり前なのだけれど、改めて刺青ってああやっ…