あややが妖艶♡
谷崎潤一郎の短編を増村保造監督が映画化。23歳の美しい若尾文子を宮川一夫の流麗なカメラワークで捉える。雪、雨、靄を背景にした宮川氏の映像は相変わらずカッコいい〜
美貌と魔性の肌を…
【時計じかけの若尾文子🍊】
傲慢な性格とも思える若尾文子のファム・ファタル風芸者!🕷
体に刺青を入れることで抑圧する者を蹴散らしていく真の女の自立を描いた増村保造のバイオレントな文芸映画。原作は谷…
このレビューはネタバレを含みます
大映4Kの一つとして鑑賞。
小説『刺青』が好きなので映画館で見れることをとても楽しみにしていました。画質や音質はとてもよかったです。
男に抱かれる女の肌の質感や男を喰おうとしている時の女の声をダイレ…
質屋の娘が手代の男と駆け落ちする。しかし匿ってくれた船宿の夫婦に裏切られ、娘は置屋に売られ芸者になる。相手の男は酔わされて殺されかけるが、逆に刺客を返り討ちにし娘を探す。娘はその体に惚れ込んだ彫り師…
>>続きを読むお嬢時代から一貫して気が強く、刺青が彼女に何か大きな影響を与えたようには思えないストーリー展開であり、緩急がない。若尾文子のファムファタールぶりと刺青シーンなどで淫靡な谷崎文学の雰囲気を感じることは…
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