石井輝男監督のいわゆる実話路線といわれる一作
後年の石井輝男監督らしいふわふわ感が無い分、時代とはいえ、ハンセン病に対する偏見や、小平義雄事件で女性側に非があるような言い回しは流石に不快
…
このレビューはネタバレを含みます
岡田体制時東映の下衆、下世話っぷりが存分に発揮された怪作。
一応、主人公の妻が不貞の上、殺されてしまい、実際の事件をいくつか紐解いていき原因を探るという大筋はあるものの、基本的にはタイトル通り各事件…
このレビューはネタバレを含みます
土方巽さんが出演なさってたので鑑賞
オムニバスで描かれる事件
燃える障子の奥から見える惨殺
粉雪が舞う中の土方さんの刀裁きなど上質な再現VTRみたい。
学ランを着たおっさん事、すすむちゃんが
タバコ…
取り敢えずオンナの裸が見せられればいいというので取り上げられる事件の統一性がゼロで失笑
しかしクレジットで土方巽とかと並んで「阿部定」って出てくる破壊力は凄まじい
どことなく杉村春子みたいな、小粋な…
障子が燃え上がる奥で惨殺が行われるシーンには何か情念が映っていて、石井輝男がたまに起こす奇跡ショットの一つとして忘れがたい。 阿部定(本物)のインタビューが交じったり、突然モノクロになったりするのも…
>>続きを読む