スカパーにて。乱歩のエログロ初期短篇ですな。フェチズムの極み故に、何となくそのエロティシズムに共感できれば良いだけの、基本的には変な話。
舞台は昭和初期あたり?外交官の夫(國村)と作家の妻(清水)…
江戸川乱歩の有名な同名小説を、ほぼ忠実になぞった作品です。
乱歩の映画化作品と言えば石井輝男監督の諸作が有名ですが、今作は石井監督のようなエログロに振り切った作風ではなく、とはいえ耽美で猟奇に満ちた…
國村隼の大声が聞ける話。やってる描写は摩訶ってるけど、とどのつまり愛。声、肌、唾液、汗、血液、心臓、細胞、魂、全てと一体化したい純愛。エログロでもなんでもない。ただそこに転がってる極自然な人間の本質…
>>続きを読む時々出てくる椅子男の顔が良かった。
原作は昔読んだけどほぼ忘れていたので、國村隼が腹話術してるの笑ったしラストも意表突かれた。穏やかな声で「仕方ないさ…」って言った後のぶち切れ笑っちゃったな〜。あん…