フランス映画祭にて。
魔性の高校生クロードの書く作文自体が興味を引き、それが事実か、創作か、願望か、という事、さらには絡む人物がどういう結末を迎えるかという事、ダブルで最後まで目が離せず。前のめり…
才能に、沼る。創造と想像と現実を織り交ぜ、創作者がなぜ創作者となる(物語を紡ごうとする)かを教師と生徒の目線から描いている。そして男の性(趣味の繋がり・性欲・仕事と私どっちが大事なの案件)も差し込ん…
>>続きを読むオゾン作品によくある、現実と想像の境が途中から分からなくなってくる。またそこがおもしろいし、国語教師ジェルマンと同じように話の先が知りたくなる。何かを企むような美少年クロードの微笑みがいいよね。
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