伊達の人間的側面が死ぬ瞬間
マグナムの引き金を自身に向かって引いた時が印象的。
そこで自身のアイデンティティーの死を暗示しており、戦場カメラマン時代の研ぎ澄まされた野獣としての本能が徐ろになる。
…
報道カメラマンとして各地の内戦に同行し、戦争の凄惨な現場に心を狂わされ、カメラマンを辞め表面上は翻訳家になったサイコパスの話。
ロシアンルーレットの銃を刑事に向けて、リップ・バン・ウインクルの話を…
狂気の演技、上手いな。
懐かしい俳優がゴロゴロいるな。
松田優作演じる伊達邦彦が口ずさむ詩は、中原中也の詩「湖上」か。
松田優作が理屈で説得してる言葉は不自然な感じた。
ほぉ、撃ったか。
顔…
黙っていても圧倒的な伊達の存在感と色気!
発作のように人を殺める一方、最後まで肉欲には溺れないのが一貫していて安心
「X…Y…Z…」
「そう、これで終わりって酒だ」
↑この言い回し好きだ
その…
松田優作の演技力が光る一本だった。
「蘇る金狼」の後に見たのだが、それと比べるとより演技の凄さが分かる。
伊達は正に死神のような男だ。寡黙で冷静な男。しかし殺人を目の前にすると、戦場の記憶が蘇り、ど…
KADOKAWA