美しき仕事に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『美しき仕事』に投稿された感想・評価

クレール・ドニ監督『美しき仕事』(1999)

"労働""トレーニング""肉体"の美学ー

ただ淡々と撮り続けている世界観に憧憬すら宿る。寡黙に映り続けるおとこたちの肉体が発話している。。

ドニ・…

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つい一日前に見たばかりなのに、何故かまた見たくなった。それは『ポゼッション』を見た時もそうだった。やはりこの映画はエレガントでパーフェクトすぎる。圧倒的な肉体美と地球の美しさが絡め合い、融合する。で…

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内容はともかく私が見たドニラヴァンの中では1番カッコイイ!作品の良さはシアターで見た方が伝わってきたかも。
4.2
自らの欲望の暴走によって全てを失った男の、狂気ともいえるラストシーン。エレガントな滑らかさというより、どちらかというと今にも転びそうなユラユラとした滑らかさのある奇妙なダンスに圧倒された。

すべてのシーンが遠目で長く流されるのでらじぃっと重い嫉妬の気持ちを意識しながら見ていましたが…淡々と続く訓練のシーンに挟まれた嫉妬が顕になるシーン、何か危ういピリついた空気を感じてとても良かった。景…

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kazoo
4.2
フランス外人部隊の上級曹長が主人公。彼は、新兵に対する嫉妬と羨望から破滅を画策する。物語は、ジブチの美しい風景を背景に、軍隊の規律と個人の感情の葛藤を描いている。
sss
4.6
ストーリーは要らないかもしれないほどの身体的映画。
モノローグとしてのダンス。
4.2
【鑑賞メモ】
陽射しに輝く軍帽の緑。
遠景の青い湖と火山島。
音もなく揺れる塩湖の波。
ビートを刻む血管。
コンパス。

クレール・ドニ監督の作品は度々、圧倒的で言葉を失う。
外人部隊の新兵に、自分の築いた地位が脅かされるのではと、広大で美しい景色が拡がるアフリカにありながら、狭量な自身の狭い世界が自分を追い詰め、彼が…

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4.9
何かが起こってからでは遅い。違う、起こるから全てが始まる。葛藤を超えた脊椎反射的な欲望よ。これは狂詩曲のミュージカルだ。脈打つ左腕 The Rhythm of the Nightで舞う姿 泉が溢れた

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