ハワイの作品情報・感想・評価・動画配信

「ハワイ」に投稿された感想・評価

es

esの感想・評価

3.8
ハワイの成り立ちについて詳細に綴ったジェームズ・ミッチェナーの長編大作小説の一部分を映画化したもの。

かなり曖昧でマイルドになっているけれど、無自覚な傲慢者であり良くも悪くも融通が効かない不器用な男を主人公に据える事で、「宣教」という思想を押し付ける行為の傲慢さや、現実を見ずに聖書のみを盲目的に信じる事の危うさ、説教をしながらその実内容について本当の意味で理解できていない事の愚かさが描かれている。

ダニエル・タラダッシュの脚本をダルトン・トランボが校訂という形になっているが、トランボの色が強く表れている箇所がいくつか感じられる。思想弾圧を受けハリウッドを追放されたダルトン・トランボがこの脚本に込めた意図は、出来上がった映画よりももっと皮肉のきいた内容だったと思う。

ただ3時間という長さでも飽きさせないという点では流石ジョージ・ロイ・ヒル監督だと思う。キリスト教を信じる欧米の白人種の人々にとってかなり後ろめたい内容を含んだ作品を拒否感なく見させる手腕は見事だと思う。まずは考えさせる事が重要。そう思わせる作品。
犬

犬の感想・評価

3.4
逆子

キリスト教を布教するために未開の地ハワイにやってきた宣教師アブナーとその妻ジェルーシャ
2人は古くから島に伝わる習慣やアメリカ資本主義による圧力などと闘いながらも根気強く布教活動を続け、任期が終了した後も島にとどまることを決意する

ハワイの歴史とそこに生きる人々の年代記を描いたジェームズ・A・ミッチェナーの小説を映画化したドラマ



長い話でしたが、そこまで飽きずに見れた

ハワイへと向かう
現地の女性たちが印象的でした

教え
展開はまあまあですかね

ジュリー・アンドリュースが良い
歌もありました
ぽち

ぽちの感想・評価

2.7
個人的に製作者の意図とはまったく違う感想を持った。
何とも救われない憐れな男の一生だと思う。

宗教と言う政治の道具を妄信し全てを失い、善だと思っていた行動が異文化にとっては悪でしかなかった事を受け入れられず、最後まで自分の行動を愛というオブラートで包み正当化させた憐れな男だ。
監督の狙いだった感動話と見るとアウトな作品だが、この解釈だと悲劇としてみる事が出来る。

出演者は豪華。エキストラでベット・ミドラーまで出ているしジュリーがちょっとだけ歌う歌声も良い。
イケメンのダンブルドア。金儲けが上手いポパイ。などが見所。
hiroki

hirokiの感想・評価

3.0
オアフ島に宣教に来て結果的に島民を絶滅寸前まで追いやってしまうM・V・シドー。後にポセイドン号に乗るジーン・ハックマンやオルカと死闘を繰り広げるリチャード・ハリスが似たような役で出てるのが面白い。ジェルーシャが何の説明も無くいなくなったのは驚いた。これもオリジナルとは違うのかも
bakuro

bakuroの感想・評価

3.0
まあ、ハワイ土着の風習も問題は多いが、キリスト教も大概だしな、と思いつつ、粗暴な船員たちという外道がいるおかげで、どっちもまともに見えてしまう。強引な布教や西欧文化の押しつけへの批判も期待したが、街の発展の様子や、因習に逆らって命を救った赤ん坊が成長して登場するなど、割と甘めだった。
Zhivago

Zhivagoの感想・評価

4.3
こんな映画があったのか。知らなかった。恐らく内容的に21世紀の今では作れないのではないか。

・史実に沿っているわけではないだろうが、ハワイ成り立ちの勉強のきっかけになる。
・エクソシストのメリン神父のマックスフォンシドー。こんな役もやってたのか。いわばメリン神父の原型がここにあるではないか。
・ジュリーアンドリュースがポピンズとサウンド・オブ・ミュージックの直後に出たにしてはなかなかのシビアで過酷な役回り。
・ハワイの景色が眼に心地良い
Jumblesoul

Jumblesoulの感想・評価

2.0
約200年前の原住民が住むハワイで布教活動する宣教師夫婦の話。
ベルイマン映画に出ていた頃とは正反対キャラの牧師をマックス・フォン・シドー。その奥方にジュリー・アンドリュース。
島民の長である女性部族長があっさりキリスト教を認めるなど無理やり感があるが、ラストは上手くまとめた感じ。
リチャード・ハリスやジーン・ハックマンなど、脇役陣が充実している。