ホワイトハンター ブラックハートの作品情報・感想・評価

「ホワイトハンター ブラックハート」に投稿された感想・評価

ペジオ

ペジオの感想・評価

4.4
中盤ぐらいから漂い始める、濃厚な「死」の香り
イーストウッドの中でも「ミリオンダラー・ベイビー」や「グラン・トリノ」の系譜の作品か
mtmt

mtmtの感想・評価

3.5
映画監督ジョン・ヒューストンを「アフリカの女王」撮影時の牙象撃ちエピソードから描いた作品。慎重な役が多いクリント・イーストウッド監督としては異色とも言える破天荒な自由人の役。劇中映画作製モノはあまり好きではないが、こういう往年の映画人を描いた作品は大好き。監督/主演作としてはかなり低知名度も普通に良作。
MALPASO

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3.7
名作「アフリカの女王」制作舞台裏。
「アフリカの女王」を観ずに観てはいけない。
T

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2.8
ユダヤ人を差別する女に対する仕打ちへの痛烈な皮肉シーンが良かった。が、次は黒人だ!と続くと一気に安っぽくなってしまう…。画を描き、差別主義者の本性を炙り出して叩きのめす一連の流れ、日本のドラマシリーズ味がある。自由気ままで、全然映画を撮ろうとしない映画監督役にイーストウッドはドハマりしているんだけど、もし彼ではない誰かが演じていたとしたら、とても薄いキャラクターになっていたような気がする。
名作『アフリカの女王』の撮影ロケで、ジョン・ヒューストン監督が現地での象狩りに固執してなかなか撮影が進まなかったり、度重なるトラブルに見舞われた事実を元に、イーストウッドが映像化した一本。キャサリン・ヘップバーンやハンフリー・ボガートをモデルにしていると明らかに分かるけれど、役名は仮名になっています。

一見イーストウッド作品の中ではかなり地味な印象の一本でしたが、ラスト30分の畳み掛けは息を呑みました!
名匠と謳われるジョン・ヒューストンですが、作風に負けないワイルドさを持った監督だったんだなぁと(笑)。表情に象狩りに賭ける男としての本能?野心?がギラギラにじみ出ていて、絶対こんな監督と仕事したくないなというのが本音...。
キャストもスタッフも相当振り回されされたんだろうなと言うのが容易く想像できます。やりたい放題やった後、彼が悟ったこととは...。

象狩りという残虐な行為への執着を見せたかと思いきや、人種差別をするウェイターに怒りをあらわにして突っかかったり、イマイチこの人の情熱の方向性がつかみ切れず...。でも、撮影中だろうが何だろうが、象と聞くと速攻でジープを走らせていく辺りが、もはやどこか愛らしさを感じざるを得ませんでした(笑)。

前半部分少し眠くなりましたが、クラシック映画ファンなら必見。
これだけのトラブルを巻き起こしながらも、本作で撮影している『アフリカの女王』はボギーに初オスカーをもたらし、評価も高くされた作品。何だか皮肉なものですね...!本作とのセット鑑賞をオススメします。
一見すると主演がイーストウッドではない方が良い様にみえるが、実はそうではない。ヒューストンを演じるのがおっちょこちょいな喜劇風の役者なら、単にラストで観念して映画を作り始めたということになるが、これをあの、陰険な顔なイーストウッドが、演じ、イーストウッドが編集したからこそ価値が生まれるのではないか。アクションそのものを捉えようとするイーストウッドの業と、それをカメラで捉える以上、決定的なアクションは流れて文脈になる他ない諦め。二つのペシミズムを裏にもった希望がぶつかり合いアクションが生成される傑作。見るべし。
イーストウッドが狂人化していく過程が面白いのと、すべての罪を認識するあのショットが印象的。
Yukiko

Yukikoの感想・評価

4.2
2017年8月6日
『ホワイトハンター ブラックハート』 1990年制作
監督、クリント・イーストウッド。
イーストウッド監督作品では『グラントリノ』の映画が一番
好きかも。
『チェンジリング』の映画も終始一貫して独特の雰囲気が
あって良かったね。

この映画はジョン・ヒューストン監督が、キャサリン・ヘップ
バーン主演の『アフリカの女王』という映画を企画し、
映画人として監督するまでの逸話を描いたもの。
『アフリカの女王』撮影時に同行したピーター・ヴィアテル
さんが書いた実体験の小説が元。

映画監督ジョン・ウィルソン(クリント・イーストウッド)は、
友人で若手脚本家のピート・ヴェリル(ジェフ・フェイヒ―)
と共に映画の撮影のためにアフリカに向かう。
映画の撮影をせず、趣味の象狩りに夢中になるウィルソン。
ある日、「近くで象が見付かった」と知らせが入り、撮影を
投げ出し、象狩りに行くが・・・

アフリカの自然の雄大美!!
特に、夕焼けが素晴らしく綺麗に撮れている。

脚本家がユダヤ人で、
ホテルの従業員の上司に蹴られていた人が黒人で、
弱者の双方の味方をして、意地悪な相手とやり合うウィルソン監督。
しかし、象は殺しても構わないのですか?
象狩りに夢中になって、撮影しようと待っている皆に
迷惑をかけても構わないのですか?
・・・と、とても矛盾した考えの持ち主、ウィルソン監督
ですが、なんだか本能で生きているようで、憎めないですねぇ。
イーストウッド監督自身もこのような風?と思わせるような
なんだか自然な演技。

『アフリカの女王』の主演女優キャサリン・ヘップバーン役を
演じたマリサ・ベレンソンさんという女優さん、とても堂々と
してキャサリン・ヘップバーンさんの風格を醸しだしていました。
私にこの映画を理解するのはまだ難しいかもしれない。
妄執に囚われた男の話。
映画というものの構造をメタ的に捉えているのが面白い。
あと二、三回は見直さないと。
まぁ

まぁの感想・評価

2.0
何というか…人間の嫌な部分をず〜っと観せられた…そんな感じ…(^^;;
(全員が嫌な人ではないけれど…(^^;; )

映画製作の話…のはずなのに…(^^;;

人種差別(ユダヤ人 、黒人)や、困っている人を見て、面白おかしく笑う人々…。
自己中心的な監督(イーストウッド)…(^^;;

こんな現場…嫌だ〜と思いながら…(^^;;
途中で視聴をやめようかと…思いました…(汗)

ラストシーンだけは…良かった…(^^;;
でも…何を描きたかったのか…分からない…(汗)
(ごめんなさい、途中で少しうとうと…と…(^^;; )

人間も自然の一部だよ…なのかな…*
心の動きを描きたかったのかな…*

…高校野球の地方大会が終わり…(私の住む地域)…今日は自宅で、映画鑑賞dayにしようと思っていたのですが…(汗)
この作品を観て…気持ちが…沈みました…(^^;;

BSジャパン(7月26日放送の録画)にて鑑賞…☆