不思議。節々から濱口竜介臭を感じるのに、何だか他の作品とは纏っている雰囲気が違う。それはおそらく、濱口自身が自己批評的な領域に立ち入ってこの映画を作っているからであろう。
この映画の中で誰よりも人間…
2021/6/27
ミニシアター・エイドのThanks Theaterで鑑賞。新作舞台「親密さ」の上演を控えた演出家で、恋人同士でもある令子と良平。前半は演劇を作り上げる過程、後半は実際の舞台の記録…
255分なんて、濱口竜介監督の映画じゃなかったら絶対観ない上映時間だ。
でもいざ観てみると、決してテンポのいい展開や起伏のあるストーリーじゃないのに、ずっと集中できてしまうのがすごい。
「親密さ」…
こんだけ言葉で伝えようとする監督だから「言葉では伝えられないこともある」とか普通のこと言っても力強いな。単純なそこへのテンポの持っていき方とかではなくて、話せることは全部話してそれでも言葉にできない…
>>続きを読む濱口監督の凄いところは、
言葉と言葉の間、人と人の間にある
自然な感情を、
一見不自然なセリフで紡いでいくところ。
しかも「どうだ凄いだろ?」感なしで。
作品の裏に透ける監督の匂いが、限りなく
フ…
第一部は起伏のないシーンと長回しのせいで頭の中では別のことばかり考えしまって、あまり集中できず入り込めなかった。
第二部の演劇は凄いものを観ているのではないかと途中思ったりもしたが、やはり長い。第一…