伊佐山ひろ子という善人を得たことにより、中川梨絵と山谷初男の気狂い夫婦が、半永久的に悪行を犯し続ける怪作。
善がなければ悪は悪たり得ないという、原案のサドの倫理観を忠実に再現している。
形而上学的に…
千葉県三門日活荘でロケ。ホンモノの豪邸で撮影された気合い。絶命と絶頂を重ねるネクロフィリア的嗜好は本当に気持ち悪いが、どこまでも表層的な児戯に留まるのは山谷初男、中川梨恵が明るく演じているからだろう…
>>続きを読むサド原作を神代辰巳が脚色監督した背徳の美学。
本作は5月23日に公開。警視庁が、猥褻の疑いありとして、映倫に再審査を申し入れ、急遽上映が中止されたのが29日。小生は26日に観ていたが、再公開にはかな…
れっきとしたポルノ映画のはずなのに、中盤の鬼畜すぎる複数プレイからどんどん扇情からスプラッターな恐怖へと軸が変貌してラストはもはやホラー。こんな珍妙な事態になってしまうのは日活がポルノを製作したばか…
>>続きを読むもしまた神代辰巳を観るなら、朝帰りした日って決めてたの
2度と出られないホテルって、めちゃくちゃ「時のないホテル」てことやん
上映時間が短い分、セックスシーンもそんなに多くはないんだけど、伊佐山ひ…
血まみれになりながら乱交する画面が相当ショッキング。その後、裸の男二人の死体を食台に乗せたまま三人が食事するのを俯瞰で撮るというのも訳が分からない。(もちろんいい意味で。)
舞台となる洋館が和の雰囲…