映るものすべてがフェティッシュ。
なんなら直接的な濡れ場より、夜の高架下の暗闇やスモークの白い煙、雨上がりの路面、またはセクシーから程遠そうなボコボコで埃かぶった車のバンパーの方がはるかに色香を纏う…
大傑作!!
自身は交通事故にエクスタシーを感じる質じゃないが、それでもこの映画の事故のカットから得られる高揚感は本物で、暴力性が解き放たれた。
一見、真反対の意味に見える「生」と「死」は実は表裏一体…
肉体という肉塊
破壊のオーガズム
通常は肉体同士を通じたエロティシズムだが彼らはあくまで肉体を利用し関係を持ち、重要なのは車がそこに存在するという事
「死」を連想させ命懸けで快楽に向かうのではなく、…
言わずとしれた超ド変態映画
観たい人だけみてって感じのスタンスのため、あからさまに万人受けは狙ってなく、賛否両論になるのは納得
個人的にはめちゃくちゃ楽しめた
交通事故でクラッシュに興奮を覚えた人達…
76本目
凄い映画だ。中年夫婦の心の虚無を交通事故によって性的なエクスタシーを取り戻していく。間違いなく死に向かっているが、危険で刺激的でお互いを求め合う繊細な絵はこの上なく美しい。クローネンバー…
このレビューはネタバレを含みます
倫理観どこ?って感じが超嫌なんだけど好きだったかも…
最初から最後までセックスばかりしてる映画だけど、全然生を謳歌するとか愛し合ってるとかのセックスじゃなくて破滅願望な感じがした
登場人物みんなく…
大学受験のために泊まりがけで上京したのをいいことに、試験前夜に直前対策なども何もせず、ウォー東京の映画館でクローネンバーグ観れる〜〜!!なんて興奮しながら池袋の映画館で見ましたのでその志望校は落ちま…
>>続きを読む35mmフィルム上映。
怖いもの見たさか、ショックバリュー欲しさか、はたまたこれは真の芸術の探究なのか。この線引きを曖昧にさせてしまうこの映画のセクシーさにまたやられてしまった。アートとは常に「発見…
自分の性癖を知っていて、お互いに合意の上で楽しめるならそれは素敵で結構幸せなんじゃないかと思う。
どこまで、他人が制限するのか、とか。
思いの外、性描写に嫌悪感がなかったのが自分でも驚いた。共感とい…