繊細な精神によって描かれた世界には、繊細な魂が宿る。作品を理解することが真にそれと交流することであるならば、観衆もまた同じ魂を持たねばならない。なぜなら、共通の魂の所有こそが、真の交流を可能にするソ…
>>続きを読むこれがグザヴィエ・ドランか。
ジャンル分けするのが難しい。色々な要素が混ざりあっていて、恐ろしくて美しくて、優しくも暴力的でもあって…私はタンゴのシーンが好き。はじめて彼の作品を鑑賞して、監督として…
仲良かったやつの葬式
弔辞を言って帰るつもりだった
すべてを理解してるのか
してないのか分からないお母さん
いつも突然現れ憤怒するお兄さん
恐怖を越して不憫に思えてきた
僕がいないと崩れ去りそう…
死んだ恋人ギョームの故郷を訪れたトムを待ち受けていたものは…
田舎特有の閉塞感…というかあの一家がおかしいのかな。
ギョームの兄貴歪んでますわ…
登場人物みんな病んでるし。
なぜそっち側に行くのだ…
暗く陰鬱な部屋と 沈黙 激情
バイオレンス。
その不安定なバランスが凄い。
暴力的で荒い彼に対して
絶対的な違和感を持っていたはずなのに、
いつしか失った恋人の影を重ねるようになってしまう..と…
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