【ここまでに来るまでの長い道のり】
1926@ジョージア州メーコン
→1957@ワシントンDC
冒頭、アイアムナンバー4と世界的歌姫の登場に面食らったけど、その後のアメリカ大統領の面々もこれまた豪…
米国の黒人差別の歴史を、歴代の大統領に仕え続けた黒人執事の視点から描いた、実話を元にした作品。
今までもアメリカの黒人差別の問題を扱った作品はいくつも観てきたし、その度に思うんだけど、本当にこんな…
アイゼンハワー、ケネディ、ジョンソン、フォードなど、歴代アメリカ大統領7名に仕え、アメリカの国家的大局を目の当たりにしてきた主人公セシル。人種差別問題に苦悩しながら、激動の時代を生きた一人の黒人執事…
>>続きを読む冒頭から重厚感があり名作の予感。だが重いのに観やすい。
綿花畑に生まれた(つまり奴隷の子)セシルが、執事という職と出会い、運と才能で社会を生き抜いていく。
しかし彼の生涯は差別社会に翻弄され波乱続…
7人の大統領に仕えたセシル。彼の人生と時代背景や当時黒人として生きる苦悩が描かれてて、近現代のアメリカの人種政策に関する歴史を振り返ることができる。「映像の世紀」の物語版のような一本、できるだけ多く…
>>続きを読む黒人としてまだ綿畑で奴隷のように働いていた時代から、執事として長年大統領に仕えていた男の話。執事として白人に空気として存在する父と、黒人の権利のために、色々と戦う息子の対比が良かった。公民権運動とか…
>>続きを読む「恐怖」ーー 黒人差別は白人の中にある恐怖から生み出されたものではないのか。南部プランテーションで働く黒人小作農セシルの父を 農場主の白人が撃ち殺した時、そう感じた。綿花畑で働く黒人は屈強で数も多い…
>>続きを読む黒人お父ちゃんと息子のすれ違いがリアルで胸が痛かった。
最近の世代の人たちは忘れかけているかもしれないけど、差別によって起こる悲劇は計り知れないものということを学ぶことができる。
忘れてはいけない…
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