作品を貫く真実性が
凄まじい強度を持っている。
光彩を放っている。
血の通う音が聞こえる。
肉体の匂いがして
ところどころは湿り
同時に乾いた場所もある。
複雑な命の有り様がマザマザと
アリアリと…
この幸せと絶望のコントラストはまさしくベルギー版「ブルーバレンタイン」。個人的にこちらの方は結末に救いがあると思います。
映画の中心を流れるカントリーミュージックは軽快で、けれどあの時と今とでは全…
これは、やばいです。2014年観た映画の中で一番好きです。
情熱的に惹かれた二人。死が二人を分かつまで、の言葉を交わし一緒になったふたりが、その文字通り愛を全うしていく軌跡がブルーグラスミュジックに…
生きることの痛みを音楽で昇華するラストは、荘厳かつ力いっぱいの愛に満ち溢れている。
夫婦生活という修行のような日々を甘い言葉で囁くわけじゃなく、彼らの生き様だけで見せようとするスタンスが素晴らしい。…
公開中に映画館で見たのでちょっと記憶おぼろげですが…
人の命も愛も永遠ではない。永遠じゃないと解っているからどちらも大切にしたくなるのかなぁ…って言うようなことを考えました。
どちらも失いかけてよ…
『オーバー・ザ・ブルースカイ』@ユーロスペース
ガッツリやられてしまい反芻してるうちに感想をまとめるまで随分とて時間を必要としてしまった。残留度が濃厚でイメージより気分が体に染み付く作品だ。
ア…
©2012 Menuet/Topkapi Films