
花を持った白く長い手が上部からフレームインするオープニングから強烈な異質性を感じる。(チェンソーマンにこんなのあったよね)
繰り返し登場する小道具が何か意味を持つようでいて理解することはできない。意…
マヤ・デレン&アレクサンダー・ハミッド監督作。
ウクライナ・キーウ出身の女性監督:マヤ・デレンが夫のアレクサンダー・ハミッドと共同で撮り上げた前衛自主映画で、上映時間14分の短編作品です。
全編…
約14分のモノクロ・サイレント映画。全編科白ナシだが劇伴だけは入っている。登場人物は多分2人で女性と男性、多分夫婦か恋人同士と想像する。「多分2人」と書いたのは、性別の分からない黒衣の人物-フード…
>>続きを読むマヤ・デレンの実験映画。死の香りがする夢想の世界かとおもいきや…走馬灯か。時系列を破壊するナイフと鍵と鏡が死の世界にさそいこむ。
女性の独壇シーンは独特のカットで
光と影からの階段が象徴的だが、…
日常の中で分裂していく女性像。ジェルメーヌ・デュラック『微笑むブーデ夫人』を想起。意味はわかるけど意味がわからないくらいの、前衛映画の中ではまだとっつきやすい難易度だったかも。こういう映画はどれだけ…
>>続きを読むホラー、スリラーと言われるジャンルを最初に発見した方だと思う。感覚で鑑賞する作品とはこのことだと思った。映像を作る上でのギミックも凄かった。印影を強調したライティング、不明瞭なカメラワークに編集、全…
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