愛の嵐の作品情報・感想・評価・動画配信

『愛の嵐』に投稿された感想・評価

3.5
2025GW特集「ナチスプロイテーションの世界」20/

絡みあう鎖に、錆がこびりついていた。触れれば崩れてしまいそうな脆さを思わせたが、非常に堅牢だった。緑のネオンに包まれた室内には、仄かに煙が立ち込め、濡れた革靴が砂利の音を鈍く響かせて、液という液にま…

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morio
3.4

ナチスの軍帽を被り、上半身裸でサスペンダーに男性用のズボンを履いた痩せっぽちの主人公ルチア。短く刈られた髪の毛が少年のようでもある彼女は、強制収容所で妖艶に男を挑発し弄ぶようなダンスを披露。今作の有…

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日テレ版鑑賞
runrun
3.5

20歳前後で観た作品
当時かなり強烈な印象を残したけど、結末は覚えてない。
って事は好みのラストではなかったんだと思う。

ずっと気になっていて観たかった
シャーロット・ランブリング、若い頃、ホント…

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kark
3.9

シャーロット・ランプリングと言えば、まず、この映画が上がると思う。薄い唇に灰色の三白眼。酷薄そうな顔付きだけど、ずっと役者をやってこれたのは、それなりに優しい人なんだろうな?

子供の頃は戦争映画が…

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isla
3.7
このレビューはネタバレを含みます

元親衛隊とユダヤ人女性の退廃的で狂気の絆

現在と過去(収容所)が交互に来るのだが元親衛隊のマックスがルチアに一目惚れ?していてその一連の描写が気持ち悪い

ユダヤ人のルチアは元親衛隊を憎み恨んでい…

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隼人
3.2
ナチスの残党もユダヤ人のサバイバーもまだ大勢健在だったであろうこの時代に良くこの映画が作れたなと思った。一貫して漂う生々しさは多分その辺りにある。ある意味、オーストリアだからこそ出来た映画だと思う。
木
4.0
ナチズム、異形の愛。退廃的な描写香ばしく、時代に流されるダークボガードがやるせない。シャーロットランプリングはほんとに天使のよう。

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