愛と呼ぶにはあまりに暗く、欲望と呼ぶにはあまりに深い。
マックスとルチアが再び絡み合う様子は、倒錯的でありながらどこか無垢にも見え、その曖昧さが観る者を不安にさせる。
倫理の境界を何度も横切るこの映…
長い間見直したいと願ってた作品。ずっと忘れられなかったシャーロット・ランプリングの破滅的なまでの美しさ。ストーリーはあくまで暗く退廃的で、普通の愛じゃない。ナチの幹部だったマックスは残酷で変態なロリ…
>>続きを読む【1975年キネマ旬報外国映画ベストテン 第2位】
リリアーナ・カヴァーニ監督の代表作。ダーク・ボガート、シャーロット・ランプリング主演。ヴィスコンティが絶賛したと言われ、日本でもキネマ旬報ベストテ…
食の供給を断たれ、割れた瓶のジャムをむさぼり食う二人、倒錯と退廃の愛に殉ずる至高の純愛が奈落の底に堕ちて行く。死と隣合わせのナチス捕虜収容所、被虐の愛に飼い慣らされたユダヤ人少女とゲシュタポ幹部の加…
>>続きを読むこれはアホな男の妄想か?
と思いきや監督は女性のようでビックリ!
シャーロット・ランプリングは本当に美しい。
ハッピーな感じではない陰のある美しさ。
目元が素敵。スレンダーな身体も。
このストー…
ユダヤ人収容所の幹部マックス、その愛玩具として生き残る事を得たユダヤ人のルチア、戦後二人は偶然再会してしまう。
普通に考えれば、ルチアがマックスをユダヤ人組織に告発して男が逃亡する、で終わりなので…
過去に観て衝撃を受けた作品を数年ぶりに鑑賞。
元ナチス党員だった男とその男にペットとして弄ばれていた女がウィーンのホテルで再会する所から始まる。
過去の関係を求めて同じ立場かと思いきや、次第に二…
歪な純愛と破滅。
過去を捨て去り、生まれ変わって日々を過ごしていた時の突然の再会。歯止めの効かない愛。忘れたはずの感情が蘇る、歯車を狂わせる。
空腹のあまりに素手でジャムを貪るシーンは間違いなく私の…
いやぁぁぁあああ。これはほんまに私のトラウマ映画。胃が震えてる。まじ見ててしんどいつらいきつい…
リアルガチ猫人間、シャーロットランプリング様。人類史上最も猫に近づいた人!
ダークボガードいつも…
物語の始まりは1957年、冬のウィーン。ナチスの残党狩りが続くこの街の片隅で、かつてナチスの親衛隊将校だったマックスは、いまではホテルの夜番のフロント係としてひっそりと怯えながら暮らしていた。
そ…